昔から愛され続ける日本の美容フード、それは梅干しです。
栄養価も高く、美容にダイエット、健康にまで効果を発揮してくれます。
老若男女、誰が食べても嬉しい食品です。
今日はその梅干しが持つすごい効果をご紹介しましょう。
梅干しの美容効果
梅干しに含まれる植物ポリフェノールの一種「リグナン」には強い抗酸化力があります。
体のサビとも言われる活性酸素は、シミやしわの原因になると言われています。リグナンは、この活性酸素の働きを抑えてくれ、アンチエイジングの効果が期待できます。
ポリフェノールやビタミンEなどの抗酸化成分も、野菜や果物の中でも特に多く含まれています。
梅に含まれるクエン酸は、新陳代謝を促し、体内の老廃物の排出を促進してくれます。
血液の酸化を抑えて血流を良くする作用もあるので、
肌生成のサイクルを整えたり、むくみの予防にも効果的です。
また、梅のミネラル含有量はミカンやリンゴ、ブドウよりも多くなっています。
なんとカルシウムはリンゴの4倍、鉄分は6倍も多く含まれています。
マグネシウムや亜鉛も実は梅の方が多いのです。
これらすべて女性にはとても大切な栄養素。
それをあの小さな一粒でおいしく補えるのなら、一石二鳥どころではないですね。
梅干しのダイエット効果
埋めにはダイエット効果のある成分もたくさん。
梅の香りに含まれる成分のバニリンには、脂肪燃焼させ、脂肪細胞を小さくする効果があります。
肥満に関連する酵素「α-グルコシダーゼ」のはたらきを抑えてくれます。
梅には有機酸がたくさん含まれていて、腸の蠕動運動を促進するはたらきがあるため、便秘を解消してくれる効果もあります。
疲労回復にもがん予防にも梅干し!
先ほども出てきたクエン酸は、疲労の原因となる乳酸を体外に排出してくれます。
疲れた時には梅干しを食べるといい、というのは本当だったのですね。
鉄分も多く含まれているので貧血気味の方にもぜひ取り入れてほしい食品です。
また、胃潰瘍や胃がんの原因となる菌の働きを抑制してくれる「シリンガレシノール」が、梅干しには含まれています。
更には梅の成分のバニリンが、がん細胞の増殖を抑制する、という報告まであるのです。
梅干を食べるときの注意点
梅干しには唾液の分泌を促進し、食欲を増進する効果があります。
また、一日3個食べるとそれだけで一日に推奨されている塩分量を占めてしまいます。
どれだけ体にいいと言われる梅干しも、食べ過ぎには注意が必要ですね。