お通じがスッキリしない…
お腹が張る…
そんな時安易に便秘薬を飲もうとしていませんか?
便秘に悩む女性は2人に1人と言われています。
便秘になると、
肥満、肌荒れ、倦怠感、お腹の張り、食欲不振など、たくさんの不調を引き起こします。
便秘の時頼りになるのが便秘薬ですが、まず見直したいのが生活習慣です。
自然にお通じが出る体つくりで、毎日スッキリと過ごしませんか?
なぜ便秘薬を飲まない方がいいの?
便秘薬の作用は、
便を柔らかくしてくれるタイプ、腸の運動を促進してくれるタイプがあります。
苦しい便秘をスッキリ解消してくれる便秘薬ですが、使用には注意が必要です。
便秘薬で怖いのは「慣れ」です。
便秘薬を使い続けると効果が薄くなったり、使わないと気が済まなくなったり、
便秘薬に依存的になってしまいます。
便秘薬を使うなら、どうしても我慢できない時にしましょう。
便秘対策には何よりもまず食事の見直しから
- 食物繊維を積極的に
食物繊維には水溶性・不溶性の2種類があります。
芋類など、食物繊維としてよく知られているのは不溶性食物繊維です。
腸を刺激し、便の量を増やしてくれるはたらきがありますが、もともと便が硬い人の場合、逆に便が硬くなってしまうことがあるので、摂りすぎには注意が必要です。
海藻類やこんにゃくなどに含まれる水溶性食物繊維は、便を柔らかくしてくれるはたらきがあります。
不溶性7 :水溶性3 の割合が理想的といわれています。
ごぼうや大豆類・なめこなどは両方の食物繊維を多く含んでいますので、うまく取り入れてみるといいですね。
- 水分はこまめに
水分は便を軟らかくしてくれる働きがあります。
実は便の80%は水分でできています。
便が固くなると、排便痛の原因にもなります。
特に起床後の摂取が効果的です。腸を刺激して蠕動運動を促進してくれます。
- 適度に脂質を摂りましょう。
脂質に含まれている脂肪酸が大腸を刺激します。
- 香辛料などで腸に刺激を
適度の香辛料やアルコール・酸味類・エキス分(肉・魚のうま味分)は、排便を促します。
適度な運動で腸に刺激を
運動をすることで腸に刺激を与えることも大切です。
運動で体を温めて、腸の動きを活発にしましょう。
腸や、消化器官を刺激するには、特に体をひねる運動がおすすめです。
ウォーキングは全身を動かすことができるので、血液循環がよくなり、腸の動きも良くなります。
きついと感じるほどではなく、心地いいくらいの運動量で続ける方が、より消化機能の促進につながります。
まずは毎日の食事と運動を見直して、便秘知らずの身体を目指してみませんか?