運送業の方が腰痛になったときやってはいけない3つのこと

腰痛に対して間違ったケアしていませんか？

今回は、「運送業の方が腰痛になったとき、やってはいけない3つのポイント」について解説します。

腰痛の原因は、生活習慣や業務内容などによって様々あります。

そのため、腰痛の解決方法も様々な方法があり、ある腰痛にとっては効果的でも、別の腰痛にとっては逆効果になってしまうことも考えられます。

運送業の方が腰痛になる場合、その背景には事務職の方と同様に「座りすぎ」があります。

今回は「運送業」をメインに紹介しますが、タクシーやバスの運転手や、営業などで車を長時間運転する人にも共通している内容になります。

是非最後まで読んでみてください。

やってはいけないこと①座り過ぎる

1つ目は、「座り過ぎること」です。

例えば休みのたびに、「布団から出ずに一日中寝ている」や「一日中、映画やゲームをしている」ことはありませんか？

「たまの休日くらいゆっくりしたい」という気持ちはわかりますが、腰痛を予防するためには、過度な安静は逆効果になる場合があります。

運送業の方の腰痛は、車の運転により長時間座った状態で動かないことによって、背中や腰の筋肉への血流が阻害されることによって生じていることが考えられます。実は、背筋は座っていても姿勢を保持するために持続的に使われているのです。

そのため腰痛を解消するためには、適度に身体を動かすことで、背中や腰の筋肉への血流を改善させる必要があります。

休みの日は、過度に安静にするのではなく、散歩や買い物に出かけたり、ストレッチや軽い運動など行う習慣を持つようにしましょう。

やってはいけないこと②お尻のポケットにお財布を入れる

2つ目は、「お尻のポケットにお財布などの物を入れてしまう」ことです。

運送業の方の腰痛の原因には、座り過ぎ以外にも姿勢の偏りによって一部の筋肉に負担をかけてしまっている場合があります。

特に男性に多いイメージがありますが、お尻のポケットに物を入れたまま運転することで、運転するときの姿勢が左右非対称になってしまい、一部の腰の筋肉に負担をかけてしまいます。

腰痛を予防するためには、正しい運転姿勢を意識する必要があるため、お財布やスマホなど普段からお尻のポケットに物を入れる習慣のある人は、運転中はバッグにしまうなどして、姿勢が偏らないように注意しましょう。

やってはいけないこと③足の位置が不適切

3つ目が「運転中の足が不適切な位置にある」ことです。

国産車であれば、右足は常にアクセル・ブレーキで使用しますが、左足はあまり使用することがありません。

通常では、運転中左足はブレーキペダルの左側にある「フットレスト」に置くのが正しい位置になります。

しかし、つい左足を手前に引き過ぎていたり、脚を開いて運転したりしてしまう人もいるのではないでしょうか。

左足の位置が不適切になることで、運転中の姿勢が偏ってしまうと、運送業など運転する時間が長い人にとっては、腰痛を生じるリスクが高まります。

運転中なるべく良い姿勢で運転するために、左足はフットレストに置くことを意識してみてください。

今回は「運送業の方が腰痛になったとき、やってはいけないこと」として3つのポイントで解説しました。

まとめると車の運転が多い人は、座り過ぎによる背中の血流減少と、不良姿勢による腰への負担が強くなることによって腰痛が生じやすいと考えられます。

そのため、普段から血流を良くするための軽い運動やストレッチ、姿勢を整える意識を持つことが重要だと思います。

今回の内容を参考に、明日から取り組めるものは少しずつ取り入れていきましょう。

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