ダイエットというと、食事制限や運動といった努力が注目されがちですが、
実は日常の「姿勢」があなたの体型に大きく影響していることをご存じでしょうか?
正しい姿勢を保つだけで、脂肪がつきにくい身体になり、基礎代謝も上がりやすくなるのです。
逆に、姿勢が悪いと太りやすく、見た目年齢まで上がってしまうことも。
今回は「姿勢とダイエットの関係」、そして今日からできる簡単な姿勢改善のコツをご紹介します。
悪い姿勢が太る理由
猫背や反り腰など、崩れた姿勢は筋肉の使い方が偏る原因になります。
特にインナーマッスル(体幹)が使われにくくなり、代謝が低下します。
また、内臓が圧迫されることで消化吸収の効率が落ち、便秘やむくみにもつながります。
姿勢の崩れは「体を太らせる連鎖」を引き起こしてしまうのです。
良い姿勢が痩せ体質をつくる
正しい姿勢をキープすることで、常に筋肉が軽く使われている状態になり、自然とカロリー消費がアップします。
また、血流やリンパの流れが良くなり、老廃物も排出されやすくなるため、むくみが解消しやすくなります。
さらには「自分の体型が意識しやすくなる」ことで、間食や食べすぎへの抑制効果もあるのです。
今日からできる姿勢改善のコツ
1. 壁立ちチェックを習慣に
毎日1分、かかと・お尻・肩甲骨・後頭部を壁につけて立つだけで、自分の姿勢のクセに気づけます。
2. 椅子に座る時は“骨盤を立てる”
背もたれに頼らず、腰の下にタオルを敷いて少し前傾にすると、自然に体幹が働きます。
3. スマホを見るときは、顔ではなくスマホを上げる
うつむく角度が少なくなり、首・肩・背中の負担を減らせます。
4. 歩くときは“お腹とお尻を軽く締める”意識で
これだけで骨盤の歪み予防になり、代謝もアップします。
姿勢が変わると、日常が変わる。
たとえ運動をしていなくても、良い姿勢を意識するだけで「痩せやすい身体づくり」は十分に可能です。
まずは鏡の前で、自分の立ち姿を見直すことから始めてみませんか?
あなたの身体は、正しく使うだけで、驚くほど軽やかに変わっていきます。