ただ痩せるだけでなく、“綺麗に”痩せたいと思いますよね。
特に形が気になりやすいのがお尻。
美尻作りのために忘れてはならないのが
お尻の形は骨盤によっても変化するって知っていました?
お尻の形は骨盤の傾きによっても変わる!
骨盤は、多くの筋肉に囲まれ、上半身と下半身をつなぐ、身体の土台とも言える部分です。
骨盤にゆがみが出ると、全身の筋肉のバランスが崩れ、姿勢のゆがみや、代謝の低下、太りやすい体になってしまうのです。
姿勢、つまりスタイルを整えるためには骨盤を整えることは必須となります。
人間の骨盤は、前傾と後傾という動きをします。
正しい姿勢はやや前傾気味です。
骨盤の傾きにはタイプがあり、前傾タイプか後傾タイプかによってお尻の形も変わります。
出っ尻=骨盤前傾タイプ
骨盤が前に傾いている状態だと、お尻だけ突き出したような反り腰・出っ尻の状態になりやすいです。
この状態だと股関節の前側に負担がかかり、前ももも張りやすくなります。
体が柔らかく腹筋の弱い女性に多いタイプです。
反り腰の姿勢になるため腰痛の原因に。
垂れ尻=骨盤後傾タイプ
猫背で背中が丸まり、骨盤が後傾しているタイプです。
お尻の筋肉が使えなくなり、もも裏の筋肉が固くなるためお尻が垂れる原因になります。
腹筋も使いにくくなるためポッコリした下腹のもとにもなります。
あなたの骨盤はきちんと動く?美尻のためのエクササイズ
まずは硬くなっている部分をストレッチしておきましょう。
- 骨盤前傾タイプ
股関節の前側にある腸腰筋と大腿四頭筋が固くなりやすいです。前ももを伸ばすストレッチをしましょう。
- 骨盤後傾タイプ
もも裏のハムストリングスが固くなりやすいです。猫背になるため、肩周りも硬いことが多いです。
ストレッチができたら四つん這いになりましょう。
肩の下に手首、股関節の下に膝を整え、しっかり土台を作ります。
息を吐きながら骨盤を丸め(後傾)、背中を丸め、おへそを覗くように頭を丸めます。
息を吸いながらお尻を引き上げ(前傾)、背中をそらし、軽く斜め上を見上げます。
骨盤の動きを意識して、お尻の底から動かすようにしましょう。
骨盤の動きを出すことで股関節周りの筋肉が整い、お尻の形も整いやすくなります。
これを同様に座って行います。
慣れてきたら立位でもできるようにしましょう。
骨盤が反ってもおらず丸まってもいない、これが美尻にとってはベストな状態です。
美尻を作るにはまず骨盤から。
美しい姿勢のためには骨盤から。
これが美しいスタイル作りの秘訣なのです。