糖質制限ダイエットブームのおかげもあって、
糖質オフ麺と呼ばれる食材がたくさん登場しています。
でもなんだかおいしくなかったり、うまく料理で使えないことが多いですよね。
そんな時に注目してほしいのが、今話題の「豆腐干」です。
最近国内のエスニック系スーパーでも見かけるようになった豆腐干。
いったいどのような食材なのでしょうか?
低糖質高タンパクなダイエット食材=豆腐干とは
豆腐干とは、豆腐に圧をかけて脱水し、細切りにした中華料理の食材です。
正式には「豆腐干絲(トーカンスー)」と言います。
味も淡白で癖がなく、ダイエット中の麺の代わりとして取り入れる方が増えています。
100gあたりの糖質は1.8g、タンパク質は23gと、
白米の糖質の1/30、タンパク質は10倍と、
低糖質高タンパクな超ダイエット向き食材なのです。
もちろん豆腐、つまり大豆からできているので女性に嬉しいイソフラボンも豊富で、
8種類の必須アミノ酸もすべて含まれています。
ビタミンEや食物繊維も多く、機能性食品として、健康を意識する方々にも注目されています。
ほんのりと豆腐らしい風味が感じられ、そのおかげで薄い味付けでも十分満足させてくれます。
他の置き換え麺との違いは?
置き換えのための麺食材は他にもたくさんありますよね。
【こんにゃく麺と豆腐干の違い】
こんにゃく麺は、こんにゃくの臭みをなくして食べやすく加工したものです。
かなり低カロリー低糖質で食物繊維も豊富です。
ただ、タンパク質は100gあたり1g以下となり、タンパク質を摂りたいなら豆腐干の方がよさそうですね。
【春雨と豆腐干の違い】
ダイエットでもよく取り入れられる春雨。
簡単に手に入れられてヘルシーそうに見えますが、意外と高カロリー。
ただ、炭水化物の中でもGI値が低いので腹持ちはいい食材と言えそうです。
もちろん豆腐干もオリゴ糖などが豊富に含まれ、低GI食品としても申し分ない存在です。
炒め物にも汁物にも!豆腐干を使った料理のコツは?
豆腐干の基本の調理法は簡単です。
沸騰したお湯でゆで、流水で洗うだけ。普通の麺と一緒ですよね。
茹でる前に軽く重曹を入れた水に浸しておくともっとおいしくなるそうですよ。
豆腐干は中華料理では冷菜で使われることが多いですが、炒めても煮てもOK。
春雨のようにサラダに取り入れるもよし。
麺の代わりに焼きそばやパスタにするもよし。
ラーメンに入れても伸びにくいので普通の中華麺よりおいしく食べられるかも。
元々が中華食材なだけあって、中華系の味付けにはぴったりですし、
エスニックな味付けにもよく合います。
個人的にはひき肉を合わせてガパオ風にしたり、刻んだパクチーを混ぜるのがおすすめです。
最近ではネットや大きめのスーパーでも手に入れやすくなった豆腐干。
ダイエットだけでなく日常の食事にも取り入れてみてはどうでしょう?