ダイエッターであればほとんど知らない人がいないであろうトレーニング「プランク」。
プランクはただの腹筋のトレーニングだと思っていませんか?
実は意識する所を変えるだけで効果は大きくも小さくもなるのです。
あなたのプランク、間違っているかも!?
プランクの姿勢は一見腕立て伏せをするように腕で体を支える形ですが、
腕で支えようとすると、体幹を引き締める効果が半減し、
ただ腕が疲れて痛いだけの、ダイエット効果もやる気も半減させるやり方になってしまいます。
きちんと体幹の力が使えないと、腰などを痛める原因にもなってしまうため、注意が必要です。
プランクのNGポイントとは?
プランクでよく見るNGフォームが、
①お尻が上がっている
②胸が下がっている
③頭が下がっている
④足に力が入っていない
の4つです。
①お尻が上がっている
腹筋が弱い女性によくみられるプランクのNGな方法です。
お尻を上げると腹筋を使わずポーズがキープできてしまうため、あまり効果が得られません。
お尻が上がると腰も反りやすくなるため、腰のラインをまっすぐにしてお尻を落とすことがポイントです。
②胸が下がっている
これも力が弱い方に良くあるパターンです。
胸が落ち込んでしまうと体幹の力が使いにくく、腕に負担がかかってしまいます。
肩甲骨の間を持ち上げて胸をできるだけ床から離すようにしてみましょう。
③頭が下がっている
④足に力が入っていない
プランクは、このポイントを知っていれば楽に全身に効かせることができます。
プランクはヨガの中では「板のポーズ」と呼ばれています。
板のようにまっすぐに体を伸ばすことがポイントなのです。
人の体はピンと張った糸のように体を使うことで、筋肉同士が安定して力を保持しやすくなります。
プランクで腹筋を引き締めよう、と思っても、どうやって使ったらいいのかわからないですよね?
無理に腹筋を意識せず、頭と踵を逆方向に伸ばすように意識してみてください。
体全体がピンと張ったように安定して、無理に腹筋を意識することなく、
むしろ今までよりも楽にポーズがキープできますよ。
プランクのバリエーションで更に引き締める
①肘をつく
慣れてきたら、手の平ではなく肘をついてみましょう。
腕の力で支える部分が少なくなり、より体幹に効かせることができます。
とにかく床と平行に!を目標にフォームをキープしてみてください。
②片脚を上げる
更に強度を上げたい人は片脚を持ち上げて3点で体を支えてみましょう。
体が傾きやすいため、バランスをとることも忘れずに。
両足同じように行いましょう。
正しいプランクのフォームで効果的にダイエットを
いかがでしたか?
プランクの一つをとってもフォームを意識するだけで、今までよりもダイエット効果を得ることができます。
ただ、成功には何より継続が大切。
コツコツ焦らず、ダイエットに励みましょうね。