NEATという言葉を聞いたことがありますか?
NEET?
それは仕事しない人。
MEAT?
それはお肉。
NEAT(ニート)とは、正式名称はNon-Exercise Activity Thermogenesis、
日本語では「非運動性熱産生」と言います。
エクササイズなどの特別な運動ではなく、日常生活の中で消費されるカロリーのことを指します。
ダイエットにおいて、そしてこのコロナ禍の今、注目されているワードの一つです。
人間の1/4のカロリーはNEATで消費される
人間は1日で消費するカロリーのうち、
基礎代謝で約50~70%、食べ物の消化で約10%を消費すると言われています。
いわゆる運動で消費されるカロリーはたったの5%。
対してNEATで消費されるカロリーは25%もあると言われています。
コロナで一気に生活様式が変わると、今まで通勤などで無意識に消費していたNEATが自粛生活で少なくなり、いわゆるコロナ太りにつながってしまうのです。
ある研究によると、肥満の人と痩せている人の生活スタイルを比べた際、
肥満の人は立位による活動時間が2.5時間も少ないことが報告されています。
塵も積もればなんとやらと言いますが、
ダイエットを習慣化し、太りにくい体、太りにくい生活にするには
NEATを高めることが重要なのです。
ダイエットにもおすすめのNEAT生活
ジョギングやジム通いなど、いざ運動しなきゃ!
と思ってもなかなか続かないのが現状ですよね。
NEATを意識した生活であれば、特別な運動をプラスするわけではなく、
日常の何気ない動作の消費カロリーを上げていくことができるので、
誰でもいつでも簡単に取り入れることができます。
すぐに生活に取れ入れやすい項目からご紹介します。
【STEP1】姿勢を伸ばす
人間起きているだけで筋力を使っています。
特にいい姿勢をキープするには、姿勢保持筋をしっかりと働かせなくてはいけません。
悪い姿勢よりもいい姿勢の方が消費カロリーはUPします。
【STEP2】座るよりも立つ
もちろん立つ方が座るよりもカロリーは消費します。
しかし、単純にそれだけの違いだけではありません。
じっと立っているだけということはないですよね。
家事など、何か他の活動も行うことで、だらだら座っているよりも多くのエネルギーを消費することにつながります。
【STEP3】たくさん歩く
自粛中は移動距離が短くなるため必然的に歩くことも減りがちに。
近所のコンビニ、スーパーなど、普段のちょっとした外出はできるだけ徒歩で行くようにしましょう。
通勤することがあれば、一駅分歩くようにしてみてもいいですね。
【STEP4】エレベーターは使わず階段を使う
ついつい使いがちなエレベーターやエスカレーター。
かなりもったいないですよ。
階段の上下運動は消費するカロリーも多いため、ぜひ取り入れておきたいポイントです。