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ダイエットの落とし穴。糖質は本当に悪なのか?

糖質制限・ロカボ・炭水化物抜きダイエット…

最近はダイエットと聞くと必ずと言っていいほど「糖質は制限した方がいい」という話を聞きます。

そんな一方で、「糖質制限は体に悪い」という話も。

一体どちらが正しいのでしょうか?

 

糖質制限ダイエットのメリット

糖質制限の効果は、血糖値の上昇を防ぐことにあります。

糖質を摂取すると血糖値が上昇し、インスリンというホルモンが分泌されます。

インスリンには脂肪をため込む働きがあるため、

「糖質を摂ると太る」ということにつながるのです。

また、エネルギーを消費する時に、脂肪よりも糖質が優先されます。

なので糖質を摂りながら運動しても、脂肪の燃焼にはつながらず糖質が燃焼されることになります。

そして余った糖質は、脂肪に変換されてしまいます。

糖質制限をすると血糖値が上がりにくくなり、また糖質ではなく脂肪を燃焼しやすくなるため、痩せやすい体を作ることができるのです。

糖質は水分と結びつきやすいため、糖質制限をすることでむくみを軽減する効果もあると言われています。

 

間違えがちな糖質制限。そのデメリットとは?

しかし、糖質制限にも注意点があります。

 

糖質は本来、三大栄養素と言われるとても大切な栄養の一つです。

身体の主要なエネルギー源であり、特に脳は糖質(ブドウ糖)を主なエネルギーとしています。

糖質制限をしすぎると、逆に必要な糖質を摂取できず、低血糖状態になってしまうことがあります。

低血糖状態になることで、頭痛やめまい、ぼーっとして集中が続かない、などの症状が現れることもあります。

 

また、ハーバード大学の研究では、

「炭水化物の摂取が多すぎても少なすぎても死亡リスクが高い」という研究結果も出ています。

正しい糖質制限で賢くダイエット!

元々糖質制限というのは、糖尿病などの方への食事療法=治療として作られたものです。

健康であるために考えられた糖質制限が、身体に悪いってどういうこと?と思うかもしれません。

 

一番避けるべきなのはどんなものでも極端にやってしまうことです。

 

身体には必要な栄養があり、必要な栄養が摂れているからこそ健康になれます。

確かに短期的にみれば痩せて綺麗に見えるかもしれませんが、

はたしてそれが「健康で綺麗」なのか、というと疑問です。

 

糖質にもさまざまな種類がありますし、全く食べてはいけない!ということはありません。

白米を玄米にしたり、白砂糖から三温糖などに変えてみたり。

 

「糖質は悪!」と思わずに、自分にとって必要な糖質はどの程度なのかをまず知り、

賢く取り入れていきましょう。

 

 

 

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