ストレッチがいいよ、と言われながらよくわからない。
ダイエットにはやっぱり筋トレでしょ、ストレッチなんてしない!
と思っていませんか?
ストレッチを怠って体が硬くなると、
ただ太りやすくだけでなく、体形も崩れ、歪みやすくなります。
特に、股関節を柔らかくしておくことで、下半身全体やお腹周りのダイエットにもいい効果があります。
今日は下半身のダイエットと股関節のストレッチについてお話ししたいと思います。
なぜダイエットにはストレッチが必要なの?
ダイエットにおいて大切な体の熱がどこで生み出されるかというと、
いうまでもなく筋肉です。
柔らかい筋肉は、それだけ大きな動きを生み出し、
よりたくさんのエネルギーを消費するので効率的に血流を改善してくれます。
よく考えてみてください。
1つの動きでも2倍大きく動かせば、単純に2倍のパワーを使っているようなものです。
柔らかく大きく動く関節というのは、ダイエットには大切な要素です。
脂肪をたくさん燃やし、
血流を改善し、
老廃物をためない・むくませない、
という痩せやすい体を作るには、ストレッチが必要なのです。
股関節が硬いと太る!下半身太りの原因は柔軟性の低下にあった
股関節の柔軟性は周りの筋肉によって決まります。
股関節は関節自体の可動域がとても広く、ほぼ360度ぐるぐると回すことができます。
股関節の周りには、関節を取り囲むように筋肉がたくさんついており、
それぞれの作用する方向に大腿骨を動かします。
足を前に出すにも後ろに蹴るにもねじるにも、筋肉によって動かされているのです。
どこかの方向への動きが硬くなると、それだけその方向へ動かす筋肉を使うことがなくなってしまい、
筋肉がたるみ、凝り固まってしまいます。
股関節周りが硬くなると、痛みや歪み、運動の質の低下につながります。
歪んだ股関節は筋肉の付き方が歪み、ボディラインの崩れの原因に。
ストレッチを甘く見ては、絶対にいけないのです。
股関節の硬さは骨盤の歪み・生理の不調の原因にもなる
骨盤は体の土台ともいえる体の中で一番大きな骨であり、大腿骨とは股関節でつながっています。
股関節が硬くなると骨盤の動きまで邪魔してしまうことになるのです。
骨盤の中には腸などの消化器官、そして子宮や卵巣が包まれ入っています。
骨盤の周りが硬くなり、血流が悪くなると、内臓機能にも影響が及び、
便秘や生理の不調などの原因となることがあります。
たかがストレッチ、されどストレッチ、ですね。
いかがでしたか?
焦って筋トレやランニングばかりするダイエットとオサラバして、
ストレッチをうまく取り入れて痩せやすい体でダイエットを成功させましょう!