実は和食は美容女子にとってとてもぴったりな食事であるって知っていましたか?
無形文化遺産にも登録されている、日本の文化「和食」。
実は海外セレブの中でも取り入れられるくらい、
栄養豊富であるだけでなく、特に美容パワーが絶大なのです。
今回は和食に多く登場する、美容食材の数々とその栄養素をお教えします。
栄養を摂るのに最適な和食の主食主菜副菜
和食はヘルシーだけど、あまり栄養を摂れない、というイメージがあるかもしれませんが、
それは間違いです。
和食のスタイルは主食・主菜・副菜1~2品の一汁三菜が基本。
このスタイルを守るだけで、
炭水化物・タンパク質・ビタミン等の栄養をバランスよく摂ることができる仕組みになっているのです。
副菜が少なくても、味噌汁などにお肉や野菜などを入れて補うこともできます。
これだけ幅広く様々な栄養素を取れるスタイルは世界の国の食事の中でもトップレベルと言えます。
和食に使われる食材はどれも美容食材ばかり!?
和食で取り入れられる食材は、美容女子にとってぜひ取り入れてもらいたい食材ばかり。
その中でも今回は特に美容・健康にいいとされる和食食材を3つご紹介したいと思います。
①白米
白米は、炭水化物だから、というだけで安易に敬遠されがちな食材ですよね。
しかし、白米には炭水化物だけ含まれているわけではありません。
タンパク質の他、亜鉛、鉄分、カルシウム、食物繊維など様々な栄養素が含まれていることがわかります。
パンとごはんを同じ100g中で比較すると、炭水化物はパン約44g白米約36gと白米の方が炭水化物の割合が少ないのです。
また、白米は冷やすと甘さが出るという話を聞いたことがあると思います。
これは、冷やすことでレジスタントスターチという成分ができるためで、これが腸に届くと善玉菌の餌となり、腸内環境の改善に役立つのです。
冷やすときは急に冷蔵庫に入れず、常温で粗熱を取るようにしてから冷やしてくださいね。
②発酵食品
発酵食品は、和食の代表と言っていいほどの存在ですね。
発行させることでタンパク質が分解され、うま味成分がUPします。
腸内環境を整え、便秘や肌荒れを改善させる効果があります。
代表的な発酵食品と言えば、甘酒、麹、納豆、ぬか漬けなどがあります。
③大豆製品
大豆製品は女性に良いとされるイソフラボンを豊富に含んでいるのに加えて、
白米に不足しているアミノ酸リジンを補ってくれます。
和食のメニューそのものがそれぞれを補い合っているわけですね。
中でもおすすめの食材は豆腐です。
豆腐にはイソフラボンやタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどが含まれており、美容にはもってこいの食材です。
日本では冷奴やみそ汁といった定番の食べ方が主流ですが、
豆腐をスムージーに入れる、というのも一時期話題になりましたよね。
意外と味の主張も少なくおいしいのでおすすめですよ。
④梅干し
「一日一粒で医者いらず」と言われる梅干し。
梅干しに含まれる梅リグナンという成分が、強い抗酸化作用を持っています。
体のサビの素になる活性酸素を分解してくれるので、アンチエイジングに効果的なのです。
ちなみにはちみつ漬けの方が、梅リグナンが多く含まれています。
選ぶときは、塩漬けではなくはちみつ漬けの梅干しを選びましょう。