女性の永遠のテーマである
美容。
そんな美容の中でも
最も関心の高いテーマが
ダイエット
なのではないでしょうか?
憧れの女優さんやモデルさんのような体型になりたい
女性であれば、誰でも一度は思ったことがあるでしょう。
それでは
「痩せすぎ」
って知っていましたか?
WHOでは体格指数(BMI=体重kg÷身長m÷身長m)が18.5%未満を「低体重」と定めていますが
日本人女性の約20%がこの低体重に当てはまるとされています。
それだけでも日本人女性は痩せすぎていることがわかりますが
今回は体重ではなく体脂肪率と筋肉量にも注目してみましょう。
痩せすぎは月経不順を起こしやすい 女性の理想的な体脂肪率は
最近では女性の間でも筋トレブームが起きていて
腹筋を割りたい
なんて考えている女性もいますが
腹筋の線が見えるには体脂肪率を10%以下にする必要があります。
そこまでいかなくても
体脂肪率を20%以下にしたい
と思っている女性は多いのではないでしょうか?
しかし、女性の理想的な体脂肪率は20〜29%と言われています。
女性は男性と違って、妊娠と出産のために男性よりも体脂肪を必要としています。
実際に女性の場合は体脂肪率が18%以下になると
月経不順になるリスクが高くなり
14%以下では月経が止まるリスクが高くなることがわかっています。
筋肉量が少ないとうつ病、認知症、糖尿病リスクも
また、筋肉量も少ない傾向にあり
体重が少ないけれど
筋肉量も同じように少なすぎるという女性も多いですね。
女性の標準的な筋肉量は体重の25.9〜27.9%とされています。
筋肉量が少ないと
基礎代謝が落ちるだけでなく
うつ病や認知症、糖尿病のリスクが高まるとされているため
筋肉量も増やす必要があります。
理想的な体型を維持するための理想的な栄養バランスは
ここ数年は
高タンパク・低糖質の食事が流行っていますが
糖質が少ないと筋肉のエネルギー源である糖質(筋グリコーゲン)が不足して、不足分を筋肉を分解することで補うことになります。(もちろん脂肪もですが)
そうなれば、せっかくタンパク質を摂取しても、筋肉がつきにくくなります。
筋グリコーゲンが不足しないようにしつつ、タンパク質を摂取することがポイント。
理想的なバランスは
タンパク質13〜20%
脂質20〜30%
炭水化物50〜65%
とされていますので、食事の参考にしてください。