人の腸の中には約100兆個もの腸内細菌が存在しています。
腸を整えることは健康そのものの基本です。
不健康な美人なんて見たことありますか?
健康は美容の土台でもあります。
今日は腸を整えることがそもそも健康と美容にどう関係あるのか?
お話ししたいと思います。
>>また善玉菌は腸内でビタミン(B1・B2・B6・B12・K・ニコチン酸・葉酸)を産生します。さらに善玉菌の体を構成する物質には、体の免疫機能を高め、血清コレステロールを低下させる効果も報告されています。
(e-ヘルスネット:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-003.html)
毎日の体調は腸内環境によって左右される
腸内細菌は、善玉菌と悪玉菌と日和見菌という主に3種類の菌でできています。
善玉菌は、腸内環境を適切に保ち、身体を健康に保つはたらきをします。逆に悪玉菌は病気を引き起こしたり、老化を早めてしまったりと、身体にとって悪い影響を与えるものです。
不摂生な食生活やストレスによってこの善玉菌と悪玉菌の割合が崩れてしまうと、腸内環境が悪くなり、身体に様々な悪いことが起こります。
腸内環境の悪化は、消化・吸収力を低下させ、それにより免疫力や抵抗力が落ちて風邪や病気にかかりやすい状態になってしまうのです。
このコロナ禍の中、病気にかかりにくい健康な体というものに対して需要が高まっていますが、まずは腸内環境を整えることが健康の基本です。
もちろんそれだけでなく、便秘がちになって老廃物がうまく排出できなかったり、新陳代謝が落ちたりと、肌の老化や肥満、むくみなど美容にとってもよくないことばかりです。
一部の悪玉菌はアンモニアという臭い物質を作り、これが血管などに入るとくさい体臭の元にもなります。
腸内環境は毎日のお通じでチェックしよう
じゃあ自分の腸内環境はいいの?悪いの?
と目に見えない腸のことはわからないですよね。
そんな時は自分のお通じでチェックしましょう。
慢性的な便秘や下痢はもちろんのこと、便が柔らかすぎたり硬すぎるのもいけません。
腸内環境が悪いと内容物が腐敗するため、便が特に臭くなったり、おならが出やすくなったりします。
水分が十分に含まれていないと硬くなるだけでなく、
色が黒っぽくなる、
重くなって沈んでしまう、
などの変化も見られます。
いつも快便!
というわけにはいかないのが人間ですが、お通じの状況を見て、自分の体調チェックに役立ててみてください。
続きは次の記事で!