だんだんとはみ出てくる脇肉。
だんだんと垂れてくる胸。
年齢を重ねる中で必ずと言っていいほど出てくるこの2つのお悩みは、
実はセットで考えるべきなのです。
脇肉は元々胸だった
バストは何もしないとどんどん垂れ下がっていきます。
だいたい30代からバストの下垂は始まると言われています。
この垂れてなくなったバストはどこに行くのでしょう?
それはずばり、背中・お腹・そして脇肉です。
体に合ったブラを付けていなかった、
背中が丸く、胸が下がるような姿勢をしていた、
そういう生活習慣によってもお肉は流れ、バストは崩れてしまいます。
つまり、はみ出た脇肉は実はもともと胸だったと思った方がいいでしょう。
肩甲骨のバストアップマッサージ
脇の下に手を入れて、肩甲骨の外側をつかんでマッサージしていきましょう。
脇の下から肩甲骨の下の端まで万遍なくもみほぐします。
そこから斜め上に撫で上げるようにお肉を胸の方にもってきてあげましょう。
大胸筋のマッサージとトレーニングでデコルテケア
胸の筋肉の代表と言えば、その名の通り大胸筋ですよね。
大胸筋を鍛えたらカチカチの胸になってしまうのでは?
なんて迷信も昔はありましたが、そんなことはありません。
むしろ大胸筋をしっかりほぐしておかないと、平べったい硬い胸になってしまいます。
鎖骨の下に手のひらを添わせるように置くと、筋肉の盛り上がりがあると思います。
それが大胸筋です。
この辺りをまず軽く握ってこぶしでマッサージしましょう。
胸の中心から肩の方まで優しくほぐしてあげます。
その後は大胸筋のエクササイズでデコルテの張りを作ってあげましょう。
手を真横に広げ、そこから肘を上に曲げます。
その状態から両腕を真ん中に寄せて顔の前で肘から先を合わせ、また広げます(肘は離れていてもOK)。
これを10回ほど繰り返しましょう。
背中は丸まらないように頭から背筋を伸ばすように意識してやってみてください。
広背筋のストレッチで背中美人とバストアップの両方叶える
広背筋は背中に大きく広がり、肩甲骨や脇の下の方にもつながっている筋肉です。
バストアップのためにはストレッチを必ずしておきましょう。
さきほどの大胸筋のエクササイズの流れで行います。
顔の前で肘から先を合わせたら、そのまままっすぐ上に上げていきます。
肘は最初の位置からそれ以上離れないように、
肩は上がらないように注意しましょう。
人間の体は全部つながっています。
トレーニングの効果は一か所に出るわけではありません。
脇のハミ肉とバストアップ、正しく両方ケアしちゃいましょう。