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腰痛を抱えるビジネスパーソンが仕事中についやってしまう意外な習慣3選

仕事中の何気ない習慣が腰に負担をかけています

身体とは、日々の何気ない動きや習慣の積み重ねによって成り立っています。

 

仕事中のちょっとした習慣が、日々積み重なることによって腰に負担をかけている場合もあります。

 

「日々の動作で腰を痛める」と言うと、つい肉体労働の人をイメージしてしまうかもしれません。

 

「私はデスクワークだし関係ないわ」と思ってしまった人は、ちょっと危険です。

 

それは腰痛とは立ち仕事の方だけではなく、座っている人にも起こりうる可能性があるからです。

 

むしろ、最近のテレワークの推奨に伴い、腰痛が悪化した人が増えていることが経済産業省の報告からもわかっています。

参考:

https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/180710kenkoukeiei-gaiyou.pdf

 

つまりデスクワークのあなたも、今後腰痛を引き起こす可能性があるということです。

 

腰痛は普段仕事していればとくに意識することなくしているちょっとした習慣が、長期的にみた場合に腰痛を引き起こす原因になっていたり、腰痛を増強する要因になっていたりする場合があります。

 

今回はそんな中でも、腰痛を引き起こしたり、腰痛を強めたりする「意外な習慣」を3つ紹介します。

 

どれも「えっ!?そんなことで?」と思うような内容かもしれませんが、なぜ腰痛に関係するのかをわかりやすく解説していますので、普段のそのような習慣がないか、ぜひ最後まで読んでチェックしてみてください。

 

腰痛ビジネスパーソンの習慣その1「足を地面から浮かせて座っている」

腰を痛めやすい習慣のその1は「足を地面から浮かせて座っている」です。

 

これはサイズの合わない椅子を使用している方や、椅子の奥までお尻を入れて座っている方などがこれにあたります。

 

なぜ足が地面についていないと腰痛になりやすいのか。

 

それは足が地面についていないと言うことは、つまり身体の重さをすべてお尻や太ももの裏で支えている状態になるからです。

 

足が地面についていれば、身体の重さの一部を足が支え、足に身体の重さを逃がしてあげることで、お尻や太ももの裏にかかる負担が軽減します。

 

お尻や太ももの裏の筋肉に負担が長時間加わることで、筋肉周辺の細い神経や血管を過剰に圧迫してしまい、腰の痛みとして出現する場合があります。

 

作業する椅子の高さは、足がしっかりつけられる程度の高さに調整しておきましょう。

 

腰痛ビジネスパーソンの習慣その2「背もたれを使わない」

2つ目の意外な習慣は「椅子の背もたれを使わない」です。

 

これは特に意外に感じた方もいるかもしれませんね。

 

「良い姿勢にしようと思って背もたれを使わないでいることのどこが悪いの!」

と思った方もいるかもしれません。

 

確かに、良い姿勢になることは腰の負担も軽減し身体にとって良いこともあります。

 

ですが、いくら身体に良い姿勢でも、同じ姿勢で止まってしまっている場合は腰にとって負担となります。

 

私たちの姿勢は、実は細かな動きを常にしていてバランスをとっています。

 

それ以外にも、私たちは作業中だけに限らず、色々な姿勢のバリエーションを持っています。

 

この姿勢のバリエーションをたくさん持っている方が、腰だけではなく、身体のさまざまな部位に負担を分散できるため、身体の不調は起こりにくいと考えられます。

 

つまり、背もたれにずっと保たれている姿勢も良くありませんが、背もたれを全く使用しないのも同じくらい身体には良くないと言うことです。

 

姿勢のバリエーションは多い方が得なことが多いので、たまには背もたれも使いつつ、身体の負担を分散させてあげましょう。

 

腰痛ビジネスパーソンの習慣その3「お尻のポケットに財布やスマホを入れている」

最後の習慣は「お尻のポケットに財布やスマホを入れている」です。

 

これは個人的には男性に多いような気もしますが、スマホなどは女性でも時々見かけます。

 

お尻のポケットに物を入れたまま座っていると、当然ですがポケットのある側のお尻は通常よりも過剰に圧迫を受けることになります。

 

財布やスマホのような比較的小さい物は、体重をかけたときの圧力も強くなります。

 

過剰な圧迫を受けることによって、お尻の周りの細い神経や血管が圧迫されることにより、腰痛を引き起こしやすくなります。

 

とくに財布をお尻のポケットに入れたまま車を長時間運転しているような人の場合は気をつけましょう。

 

通常の座っている状態と比べて、お尻には相当な負担がかかっていると思ってください。

 

ですが財布をバッグにしまうか、お尻のポケットに入れて長時間座らないようにすればいいので解決策は簡単です。

 

ちょっと意識するだけで腰痛を予防できるかもしれないので、ついやってしまう人は気をつけてくださいね。

 

日々のちょっとした習慣を見直すだけでも腰痛は改善できるかもしれません

 

今回は、ビジネスパーソンに多い腰痛を引き起こしやすい意外な習慣を3つ紹介しました。

 

あなたはいくつ当てはまりましたか?

 

ちょっとした習慣で腰痛になる方もいれば、逆に習慣を見直すだけで腰痛が軽減することもあります。

 

この記事を読んだ方にはぜひ後者になっていただきたいと思います。

 

他にも細かな習慣など個人の働き方や生活スタイルによって異なります。

 

より詳しい相談などは、お近くの専門家に相談してみてください。

 

今回の内容が参考になれば幸いです。

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