年末年始の運転で身体がバキバキになってませんか?
今年の年末年始は、昨年とは異なり帰省して実家でゆっくりとされた方も多いのではないでしょうか?
自宅でゆっくりと休暇を満喫された方も、長距離の往復で車を使用された方は、「実家でゆっくりできたのに身体がバキバキ」と感じている方もいると思います。
休暇でリフレッシュできても、年始明けから仕事始めの方は、再び仕事のある日常に戻ることにより、身体が悲鳴を上げてくるかもしれませんね。
今回は、そんな方たちのために「長距離運転で疲れた身体を癒す方法」として、簡単なセルフケアをお伝えしたいと思います。
長距離運転で疲労している意外な場所とは?
長距離運転で身体に不調を感じやすい場所といえば、「腰」だと思います。
今回は、腰の不調に焦点を絞って解説していきます。
腰は体の中でも「要」になる部分であり、さまざまな場所から影響を受けています。
つまり、腰が痛い人は腰だけをケアしても効果が得られにくいと言うことです。
実際には腰だけではなく、身体のさまざまな場所は相互に関係しているため、日頃の何気ない習慣や周りの環境などによっても左右されます。
腰に影響を与える場所の中でも、特に運転に関連する場所は「お尻(殿部)」です。
お尻は、運転中は常に座席に接地していて、体重による圧迫を受けています。
感あげてみれば当然のことですが、お尻の筋肉に長時間圧迫を受ければ、周りの血流も阻害され、筋肉が硬くなりやすい状態となります。
筋肉が硬くなると、周りの神経の動きも悪くなり、結果として痛みにつながりやすい状態となります。
「筋肉が硬い=痛い」ではありませんが、身体に不調を感じやすくなる一つの要因として覚えていてほしいと思います。
話を戻して、なぜお尻に負担がかかると腰痛や腰が怠くなってしまうのかについて解説します。
腰と言っても、実際にはさまざまな場所が存在していて、ざっくりと分けると上半分と下半分に分かれます。
今回は腰といっても、特にお尻に近い「下部腰椎」と呼ばれる部分に多い症状になります。
お尻にある細い神経のうち、いくつかは下部腰椎の近くにあるものも存在しています。
その細い神経が、お尻を長時間圧迫することによって刺激されると、腰(下部腰椎付近)に痛みを感じやすくなります。
私たちの身体は、案外鈍感に出来ていて、特に背中の感覚は意外に鈍く作られています。
そのため、お尻の神経が刺激されていたとしても、はっきりとお尻と腰を区別することは難しく、お尻の痛みも腰の痛みと同様に感じている可能性があります。
特に腰の痛みや、怠さに対して、腰を自分でマッサージしたりストレッチしたりしても効果を全く感じない人などは、腰の筋肉ではなくお尻の筋肉からの影響が考えられます。
長時間の運転では腰の筋肉にも負担はかかりますが、運転という特殊な状況を考えると、お尻の筋肉を充填的にケアする方が効果的ではないかと考えます。
運転後に絶対やりたい〇〇セルフケア
最後にそんなお尻の筋肉のセルフケアについて紹介しましょう。
運転中、お尻には常に圧迫されているストレスがかかっていおり、そのストレスに対して反発するように力が入っていることが予想されます。
その場合、ゴリゴリとマッサージしても、刺激に対して筋肉が敏感になっている可能性があるため逆効果になってしまう恐れもあります。
方法としては、「ゆっくりとストレッチをかけること」です。
ゆっくりとストレッチをかけることによって、力が入っている筋肉に対して、筋肉自ら力を抜けるようにしていきます。
【具体的な方法】
脚を伸ばした状態で座りましょう。
伸ばしたい側の膝を立て、足を反対の脚の外側に置きます。
立てた膝を両手で抱えて、背筋を伸ばします。
お尻の筋肉の伸びている感覚があれば、その状態を保持しつつ30秒〜1分を目安に伸ばしていきます。
ポイントは、ゆっくり行うことと、ストレッチ中は呼吸を止めないようにすること、痛みが出ない範囲で行うことです。
運転直後の場合、痛み気持ちいい範囲で行なっていたとしても、つい力が入ってしまう可能性があるため、痛みがない範囲を徹底して行う方が良いと思います。
注意点としては、股関節に手術歴のある方(人工骨頭置換術など)や、股関節の怪我や病気により、現在治療中の方は行わないようにしましょう。もしくはかかりつけ医やお近くの専門家に相談の上、行うようにしましょう。
今回は、運転後に行いたいセルフケアについて、主に腰痛の観点から解説していきました。
休みの日だけでなく、今後長距離運転を控えている方や、業務上よく車を使用する方も今回の内容は参考になると思います。
あなたの身体の不調に、今回の内容が参考になれば幸いです。
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