頭痛を解消してデスクワークの効率化UP!
デスクワークは、想像以上に身体に負担をかけています。
デスクワークが抱える身体の不調は、腰痛や肩こり、そして今回紹介する頭痛などが代表的なものになります。
今回はその中でも、デスクワークの姿勢と頭痛の関係に着目して解説して行きます。
姿勢と身体の不調には関連性があるものも少なくありません。
不良姿勢が通常よりも筋肉の疲労を助長し、一部の筋肉に負担をかけていることによって、頭痛などの身体の不調を引き起こすこともあります。
前半では、デスクワークの姿勢と頭痛の関係について解説し、後半ではより細かいセルフケアについて解説します。
頭痛が解消されることによって、普段の作業効率が上がれば、仕事も早く終わりますし、効率が上がることで業績が上がれば、周囲からの評価も上がり、頭痛を解消することのメリットは多くあると思います。
ぜひこの機会に、この記事を読んで頭痛に対する知識をアップデートして行きましょう。
デスクワークの姿勢と頭痛の関係
まず、頭痛と一言で言っても、頭のどのあたりが痛むのかによって、原因として考えられる不良姿勢は異なります。
ここでは大きく頭の前と後ろに分けて、不良姿勢の解説していきたいと思います。
頭の前が痛む場合、デスクワーク中に頭が前に突き出た姿勢で作業している傾向にあると考えられます。
頭が前に出る姿勢をとることで、首の前にある「胸鎖乳突筋」が過剰に使用される傾向にあります。
胸鎖乳突筋に負担が集中すると、目の周りや額に痛みを引き起こすと言われています。
頭が前に出た状態で作業している人は、机やパソコンのモニターの高さが適切になっていなかったり、座っているときに猫背になっていたりする場合があります。
頭の位置は、背骨の位置に合わせて微調整しているため、背骨が丸くなっている状態では、身体のバランスをとるために、頭が前に出やすくなってしまっていると考えられます。
頭の後ろが痛い場合、首の後ろ筋肉が全体的に伸ばされて、過剰な負担となっていることが考えられます。
特に「後頭下筋群」や「板状筋」と呼ばれるような、首の後ろに付着する筋肉は、後頭部に痛みを出すとも言われています。
例えば、長時間のスマホ操作や読書する姿勢は、顔を下げて、常に下を向いている状態になりやすいため、首の後ろにある筋肉に負担をかけやすいと言えます。
先ほどのパソコン作業と異なる点は、ここでの筋肉は引っ張られることによって負担がかかっていることです。
不良姿勢を解消できる簡単運動
先ほどの2つの不良姿勢によって引きおこる頭痛は、個別の筋肉に対してセルフケアする場合は、個別に方法を考える必要があります。
細かなセルフケアの方法に関しては、後半で説明します。
今回は、もっと簡単にできる日々のちょっとしたポイントについて解説します。
今回の不良姿勢で共通する点として、猫背姿勢が挙げられます。
長時間のデスクワークによって、骨盤が後ろに傾く、背骨が丸くなりやすい状態になることによって、首の筋肉に負担をかけてしまうことになります。
つまり、骨盤の傾きと背骨の動きを修正することによって、デスクワーク中の姿勢が良くなれば、首の負担も軽減しやすくなると言えます。
座りすぎに対する解決策は非常にシンプルで、定期的に立ち上がる習慣を持つことです。
一般的には20〜30分に立ち上がることが良いと言われています。
定期的に立ち上がることによって、お尻に筋肉が刺激されると骨盤も起き上がり、連動して背骨も正常な位置に戻りやすくなります。
結果として、首の位置も戻り、筋肉への負担が軽減しやすくなるというわけです。
定期的に立ち上がることは簡単なようで、仕事に集中していると、つい忘れてしまうことが少なくありません。
そのため、スマホのタイマー機能を使って、立ち上がる時間を前もって決めておくのも良い方法だと思います。
作業中の集中力を回復させるためにも、ぜひ定期的に立ち上がる習慣を持ちましょう!
次回は、細かなセルフケアについて解説します。
次回もお楽しみに。
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