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テレワーク中にできる「揉んでも良くならない肩こり」に対するセルフケア

肩こりが改善しない理由は肩こりの原因を間違えているからかもしれません

最近では自宅やレンタルオフィスなど会社に出勤せずに仕事する「テレワーク・リモートワーク」という、今まで考えられなかった新しい働き方が増えてきています。

 

テレワークやリモートワークは、出勤する必要がなくなった分、「自由な時間が増える」「ライフワークバランスが取れる」などの利点があります。

 

働き方が多様化する中で場所に縛られることなく、自分のペースで働けるテレワークは多くの人を幸せにしていると思います。

 

しかし、そんなテレワークも万能ではありません。

 

実際にテレワークの導入後に、「肩こりや腰痛」が出現しているケースも一定数出ています。

 

特に「通勤してオフィスで定時まで働く」という従来の働き方が長かった人は、新しい働き方に馴染めず、心身にストレスを感じてしまう場合が少なくありません。

 

肩こりになってしまうと、作業の効率も下がり、テレワークで通勤のストレスから解放されても新たなストレスを抱えてしまうことになってしまいます。

 

そのため肩こりを感じている方は、早めにケアすることが快適に仕事する上でも重要です。

 

しかし今まで肩こりになった方はわかるかもしれませんが、「肩こりは揉んでも良くならない」という経験があるかと思います。

 

それはなぜでしょう?

 

実は単に「肩こり」と言ってもその原因はさまざまなものがあります。

原因が異なれば、その解決方法も異なります。

 

肩こりをケアするためには、原因ごとに合わせたセルフケアを覚えることが一番の近道です。

 

そこで今回は筋肉が伸ばされて固まっている場合のセルフケアを紹介します。

 

肩こりは筋肉が縮んで固まっているような印象がありますが、実は筋肉が伸ばされることによっても肩こりは生じてしまいます。

 

セルフケアで一番大切なことは、「簡単にできること」です。

 

今回紹介するセルフケアも自宅なら必ずあるであろう「あるもの」を使って、シンプルで簡単な内容をお伝えするので、この記事を読んだらすぐ実践できます。

 

「肩を揉んだり、ストレッチを試してもあまり効果を感じられない」という方は参考になると思います。

 

ぜひ最後まで読んでみてください。

 

筋肉が伸ばされて固まっている場合の肩こりとは

筋肉が伸ばされて固まる肩こりとは、どのようなものでしょうか?

 

よくある「肩周りがこる」という現象は、肩にある「僧帽筋」と呼ばれる筋肉が伸ばされて生じていることが多く見られます。

 

僧帽筋とは、背中にある大きな筋肉で主に「肩をすくめるような動作」「胸を張る動作」などで働きます。

 

そのため、猫背などの背中が丸まった姿勢になると、反対に僧帽筋は伸ばされている状態になります。

 

筋肉には、伸ばされると元に戻ろうとする性質があります。

例えば、座って仕事する時間が増えることにより、猫背姿勢になってしまい、僧帽筋が常に伸ばされていると、僧帽筋が元の位置に戻ろうとする力と筋肉が伸ばされる力が拮抗して通常よりも強いストレスがかかっている状態になります。

 

これが「筋肉が伸ばされることによる肩こり」の状態です。

 

筋肉が伸ばされて起こる肩こりと、筋肉が縮むことによって起こる肩こりは、原因が異なるため、セルフケアの内容も異なります。

 

伸ばされて起こる肩こりのセルフケアは、簡単に言うと「縮めること」が重要になります。

 

肩のセルフケアは、やってみると難しいことも多く、専門家の指導がない状態で行うと効果が実感しにくいものもあります。

 

ですが、自宅にある「あるもの」を使うことで、比較的簡単にセルフケアできます。

どこの家庭にも置いている「あるもの」を使った肩こりセルフケア紹介

どこの家庭にもあって、簡単にセルフケアできる神アイテムは「タオル」です。

 

タオルを使う利点は

・入手が容易

・負荷量の調整が容易

・ケガのリスクが少ない

などが挙げられます。

 

今回のセルフケアでは、先ほどお伝えした「僧帽筋」を中心にお伝えします。

 

【具体的な方法】

椅子か床に座って行います。

①タオルの両端を持った状態で、手を挙げます。(タオルがよれないようにピンと張っておきましょう)

②タオルがよれないように意識しながら、肘を下げていきます。

③十分下がったら、再び真っ直ぐあげて①の状態に戻ります。

※①〜③を繰り返し10回1セットとし行います。手を挙げる際に痛みがある場合は無理せず、痛みの出ない範囲で行いましょう。

慣れてきたら、タオルの持つ位置を徐々に内側にすることによって、負荷量を調整できます。

 

もしお持ちであれば、ゴムチューブなどで代用していただくこともできます。

 

タオルの場合は強く引っ張っても伸びることがないため、関節運動が最小限で済みます。

動かして痛みが出やすい人にはタオルを使用することをオススメします。

 

肩こりを解消して快適な環境で働きましょう

今回は原因別肩こりセルフケアの紹介として、主に伸ばされて固まってしまう僧帽筋に対するタオルを使用したセルフケアを紹介しました。

 

最初にお伝えしたように、テレワークという働き方には、自由な時間が増えるなどメリットがたくさんあります。

 

肩こりなどの身体の不調がある状態では、メリットも十分に生かせません。

 

ぜひこの機会に肩こりを卒業して、快適なテレワークをお過ごしください。

 

この記事が少しでもそのお力になればと思います。

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