腰痛がデスクワークに与える影響
今回は、業種別の腰痛解消方法について解説します。
腰痛と言っても、その原因は様々あり、日々の習慣や作業内容によっても異なります。
業種によって、共通している身体の使い方が分かれば、腰痛の要因や、その解決方法もある程度絞り込めるのではないかというのが、今回のメインテーマになります。
今回はデスクワークにおける腰痛に着目して、腰痛の原因になる筋肉や、セルフケアを紹介します。
ぜひ最後まで読んでみてください。
デスクワークにおける腰痛の原因筋
デスクワークによって生じる腰痛は、肉体労働で生じる腰痛とは違い、身体を動かさないことが原因で生じる可能性があります。
デスクワークによって生じる腰痛では、主にお尻の筋肉が硬くなることで、腰に痛みを与えていることがあります。
長時間座っていることによって、お尻が常に圧迫された状態になっているため、お尻の周辺の血流が阻害されたり、細い神経が圧迫を受けたりすることによって、筋肉が硬くなり、さらに周りの血流を阻害するといった悪循環が生じます。
そして、お尻の筋肉の中には、腰に痛みを引き起こすものも存在します。
特に「中殿筋」と呼ばれる筋肉は、腰に痛みを引き起こすと言われているため、セルフケアでも重要となります。
今回は中殿筋に対するセルフケアを最後に紹介します。
デスクワーカーの腰痛解消ストレッチ
長時間座っていることによって、中殿筋が硬くなっている場合、中殿筋は縮んでいる可能性があります。
縮んでいる筋肉をケアするときは、ストレッチなど筋肉を伸ばすことが重要になります。
【具体的方法】
今回は椅子に座って行う方法を紹介します。
伸ばしたい側の足を反対の太ももの上に乗せます。
膝を両手で抱えながら、伸ばしたい側に上半身を捻ります。
息を吐きながらゆっくり伸ばしましょう。
時間は大体30秒〜1分程度を目安に行い、反対側も行いましょう。
ポイントは痛みが出ない範囲で行うこと、長い時間伸ばしすぎないようにすることです。
デスクワークから生じる腰痛に関しては、座った状態で動かないことによって引き起こされていることを考えると、実際にはストレッチだけではなく、適度な運動を組み合わせると、さらに効果的になります。
運動習慣のない人は、最初はストレッチから始めて、徐々に身体を動かしていく趣味や習慣を持てるようにしていくことが大切かと思います。
身体を動かす時間がなかなか作れないという人は、作業環境を変えてみることも効果的です。
例えば、机の高さが合うのであれば、椅子の代わりにバランスボールを使用しても良いと思いますし、スタンディングデスクを使用し、椅子に座らずに作業することもオススメです。
今回のストレッチと並行して、職場に取り組めるものから始めてみてはいかがでしょうか。
腰痛解消のヒントになれば幸いです。
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