事務職の人は必見です
今回は、事務職の人が腰痛になったときに「やってはいけないこと」として、大きく3つのポイントに分けて解説します。
事務職の人に生じる腰痛は、腰周囲の筋肉を使い過ぎて生じる腰痛より、動かないことによって生じる腰痛である可能性が高いと考えます。
腰痛を軽減させようとして行っていることが、内容よっては逆効果になっていることもあるため、事務職の人は今回の内容をぜひ参考にしてください。
やってはいけないこと①過度に安静にする
事務職の人が腰痛では、座り過ぎていることにより、腰周辺の筋肉の循環が阻害されたり、関節が動かなかったりすることによって、腰に痛みを感じやすくなっていると考えられます。
そのため、事務職の人の腰痛には、身体を動かして、筋肉への循環を促すことが効果的です。
反対に腰が痛いからと言って、仕事以外は寝ていることが多い人や、運動する機会の少ない人は、動かないことによって起こる腰痛を助長させてしまう可能性があるため注意が必要です。
やってはいけないこと②ストレッチしかやらない
やってはいけないポイントの2つ目は、「ストレッチしかやらない」ことです。
ストレッチ自体は腰痛に対して効果がある場合もあるため、ストレッチを行うことは有効です。
ここではストレッチすることが問題ではなく、ストレッチ「しか」行わないことが問題と言えます。
先ほどの解説と共通する部分もありますが、事務職の人の腰痛は、主に動かないことによって生じている可能性が高いため、身体を動かすことが重要と言えます。
ストレッチにも筋肉の循環を促進させる効果は少なからずありますが、より身体の循環を促進するためには、部分的なストレッチだけではなく、全身運動も並行して行う方が効果的です。
「ストレッチしているから大丈夫」とは考えず、より効果的に腰痛を予防・解消するためにも、全身を動かす習慣も少しずつもつようにしましょう。
やってはいけないこと③バランスボールに座って作業する
やってはいけないことの3つ目は「バランスボールに座ること」です。
これは、一見すると腰痛に対して効果的にも感じますが、事務職の人、つまり座りすぎの人にとっては逆効果になる可能性が高いと考えます。
座りすぎるとによって骨盤が後ろに傾くといった姿勢の変化が起こります。
この骨盤が後ろに傾いた状態(骨盤の後傾)でバランスボールに乗ってしまうと、骨盤の後傾をさらに増強させてしまう可能性があり、骨盤の過剰な後傾は、腰痛を増強する可能性があり、逆効果になってしまうこともあります。
バランスボールを椅子代わりとして利用する場合は、事前にトレーニングを行い、良い姿勢が維持できるようになってから導入するようにしましょう。
今回の内容は以上になります。
今回の内容は事務職の人の腰痛に対して禁忌(絶対にやってはいけないこと)ではなく、あくまで注意点として参考にしていただけたらと思います。
職種や生活習慣によって腰痛の原因は様々あり、解決方法も様々なものがあります。
なるべく効果的に腰痛を予防・解消していくために今回の内容を参考に間違ったケアを行わないようにしましょう。
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