事務職の方は肩こりに注意しましょう
今回は事務職の方が肩こりになったときにやってはいけないこととして、3つのポイントを解説します。
事務職などのデスクワークをされている方は、肩こりに悩む方も多いと思います。
事務所に多い肩こりの特徴としては、「作業中の姿勢や運動不足」により生じている可能性があり、特徴を踏まえて肩こりをケアする必要があります。
「肩こり=マッサージ」というイメージがあるかもしれませんが、今回の内容を参考により効果的な肩こり予防・解消をしてほしいと思います。
やってはいけないこと①高さの合わない机を使用する
1つ目は「高さの合わない机を使用する」ことです。
机の高さが身体に合っていないと、作業中常に身体に負担をかけることになります。
例えば、机の高さが高い場合、作業中に方が常に挙がった状態で作業することになりますし、反対に低い場合も、背骨が丸くなりやすい状態になるため、どちらにしても肩や首の筋肉に負担をかけることになります。
現在一般的なオフィスの机の高さは70cm程度だそうです。
これは身長が170cm程度の方であれば、おおよそ理想的な高さだと言われています。
参考:https://net-force.co.jp/news/column-list/detail/身長別-デスクとチェアの最適な高さとは?/
反対に身長が低い方に関しては、机が高すぎる可能性があるため、椅子の高さなどを調整することや、高さ調整が可能な机であれば、机自体の高さを調整する必要があります。
理想的な机の高さは、手を置いたときに肘が約90〜100°程度曲がっている状態になるように高さを調整することが理想的です。
やってはいけないこと②身体を冷やす
2つ目は「身体を冷やす」ことです。
肩こりは、主に肩や首の筋肉への血流が滞っていることによって、筋肉が固まってコリを感じている可能性があります。
例えば、肩こりに対して「冷湿布」を貼っていることや、クーラーの効いた部屋で長時間作業することにより、身体が冷えて、肩こりを強く感じるようになってしまう可能性もあります。
湿布に関しては、怪我の直後などの「急性痛」の場合、組織が炎症している可能性もあるため冷湿布が望ましいですが、慢性的な肩こりに関しては「温湿布」を使用する方が効果的と考えます。
身体を冷やさないようにするためには、入浴時にはなるべく、シャワーだけではなく湯船にも浸かるようにして、身体を温める取り組みも効果的だと思います。
他にも作業中はなるべく重ね着をして、職場の気温に合わせて調整できるようにしておきましょう。
やってはいけないこと③座りすぎ
3つ目は「座りすぎ」です。
先ほど肩こりの原因として、肩や首の筋肉への血流の問題について説明しましたが、肩や首の筋肉への血流を改善させるためには、肩だけではなく、身体全身の血流を改善させる必要があります。
全身の血流を改善させるためには、脚の筋肉を使用する必要があります。
特にふくらはぎの筋肉を使うことによって、足に溜まった血液が心臓に戻りやすくなり、全身に送る血液の量が増え血流改善につながります。
事務職の方は仕事中座っていることが多いため、ふくらはぎの筋肉が働く機会が少なく、血流が滞りがちです。
一般的に座り過ぎを予防するためには、20〜30分に一度は立ち上がるようにすることが推奨されています。
例えばスマホのタイマー機能で、立ち上がるタイミングを予め決めておくなど、適宜立ち上がるような意識を持っていくことは、肩こり予防にとっても重要になります。
今回は事務職の方が肩こりになったらやってはいけない3つのことを紹介しました。
まとめると、事務職が肩こりを予防するためには、机の高さなどを調整して、「身体にあった作業環境を作ること」や、血流が滞らないように、「身体を冷やさない」「座り過ぎないように適宜立ち上がる習慣をつける」ことが重要となります。
より詳細なセルフケアの方法や作業環境の調整などは、個別の評価が必要になるため、一度専門家に相談することをお勧めします。
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今回の内容を参考にして少しでも肩こりが楽になればと思います。
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