あなたは肩こりでこんな間違いをしていませんか?
今回は、「肩こりになったときにやってはいけない3つのこと」を紹介します。
肩こりの解決方法は、日々の生活習慣や業種によっても異なりますが、共通して効果的とは言えない方法があります。
例えば、「肩こりに対して肩をもむだけ」「湿布を貼るだけ」などは典型的な例になります。
肩こりを効率的に解消するためには、「間違ったケア」をしないことにあります。
肩こりで悩んでいる人は、自分が間違ったケアをしていないか、ぜひこの機会に一度読んでみてください。
やってはいけないこと①肩たたき
1つ目は「肩たたき」です。
肩がこると、肩の筋肉をたたくことで、ほぐそうとされる方がいますが、筋肉は強い刺激や痛み刺激を与えることで硬くなってしまう性質があります。
肩たたきをすることで、痛み刺激によって一時的に肩が楽になることはあります。
しかし、その効果は長続きせず、長期的には肩の筋肉がより硬くなってしまい、肩こりが強くなる場合があります。
また、肩たたきだけではなく、強刺激のマッサージやストレッチも同様です。
特に肩こりがひどい人ほど、強い刺激になりやすいため、マッサージやストレッチする場合は、痛みが出ない範囲、痛気持ちいい範囲で、ゆっくりと行うようにしましょう。
また、肩こりを解消するためには、血流を改善させることが重要になるため、後述する全身運動や、肩周りの運動も効果的です。
やってはいけないこと②身体を冷やす
2つ目は「身体を冷やす」ことです。
寝違えや、怪我などに伴う「急な肩こり」に関しては、肩周りを冷やすことは有効である場合がありますが、「慢性的な肩こり」に関しては、肩や身体を冷やすことは逆効果になることが多いです。
身体を冷やす行動は、エアコンの風や冷湿布など、身体の外部から冷えるものと、冷たい飲み物をたくさん飲むことや早食いなど、身体の内側から冷えるものがあります。
特に早食いで満腹中枢が刺激される前にたくさん食べてしまうと、通常よりも食べすぎることが増えてしまいます。
余剰カロリーは脂肪になり、基礎代謝の低下を招くことで更に身体が冷え、肩こりが悪化することにつながります。
これから徐々に暖かい季節になってきますが、肩こりの方は身体を冷やさないように注意しましょう。
やってはいけないこと③身体を動かさないこと
3つ目は「身体を動かさないこと」です。
肩こりはひどくなると、痛みを伴うこともあり、肩や手を動かすのが嫌になることがあります。
それどころか痛みによって、休みの日や仕事が終わると、自宅ですぐに寝てしまうという方もいるかもしれません。
しかし、肩こりは肩の筋肉を動かさないことにより、血行が悪くなることで生じていることも多く、身体を動かさないことは、肩こり解消にとって逆効果になっている場合があります。
先ほどでも述べましたが、血流を改善させるためには、軽い運動が効果的です。
血流が改善することによって、筋肉にも十分な栄養が届き、硬さが取れていきます。
肩こりを予防・解消する場合、個別の筋肉へ血流を促すことも重要ですが、運動不足で全身の血流が滞っている場合、肩だけを動かしても十分な効果を得ることができません。
全身の血流を改善するためには、ウォーキングなどの有酸素運動が効果的です。
有酸素運動を行うことで、心臓の働きが促進され全身に血流が行き渡るようになります。
そのため、運動を始めるときは、軽いウォーキングなどの有酸素運動から始めて、その後可能な範囲で肩のストレッチやエクササイズを取り入れてみましょう。
今回は、肩こりでやってはいけない3つのことを紹介しました。
肩こりの中には、心疾患などの病気や、肩周囲の筋肉の損傷などから生じているものあります。
長引く症状については、1人で悩まず受診して医師の診察を受けることも重要です。
今回の内容が、肩こりの解消の参考になれば幸いです。
オンラインで肩こり腰痛を卒業するなら?
【ビジネスパーソン専門】肩こり腰痛道場は、働く全ての人に向けた、オンラインで完結する肩こり腰痛の卒業に特化したプログラムです。
全8回、約2ヶ月の講義の中で、痛みに対する基礎知識から、講義ごとの効果的なセルフケアをお伝えすることで、段階的に身体に対する悩みを解決していきます。
身体の専門家である、理学療法士が毎回ビデオ通話で対応することで、よりパーソナルなセルフケアの指導ができます。
肩こり腰痛を卒業することで
・今までマッサージに通っていた時間や費用が節約できる
・今まで諦めていた、趣味やスポーツが再開できる
・身体の不調から解放されることで、仕事の生産性UP
などが期待できます。
「仕事の生産性を上げたい」
「身体の不調を根本的に解決させたい」
「毎月マッサージに通うのはそろそろ辞めたい」
など悩みのある方は、ぜひ一度肩こり腰痛道場を検討してみてください!
みなさんとお会いできる日を、お待ちしています。
-
ビジネスパーソン専門 肩こり腰痛道場
続きを見る