世の育児ママさんへ。こんな悩みないですか?
日々子育てに忙しいお母さんへ、いつも本当にお疲れ様です。
育児と家事の両立だけではなく、最近では共働きの家庭も増え、世の育児ママさんたちの疲労は年々上がっているのではないかと思います。
私自身も子供が二人いて、妻にはいつも感謝しきれないほどに感謝をしています。
世のパパさんも、家庭に協力して、育児ママさんの負担を少しでも減らして行きたいところ…ですが、今回はそこは置いといて。
育児ママさんは、ホルモンバランスの影響や、家庭や育児などの生活リズムの変化によるストレスなどにより、「妊娠前よりも太ってしまった」なんて方は多いと思います。
「ダイエットしたいけど、そんな暇ないし…」という悩みもあるかと思います。
身体の中で気になる場所といえば、
そう「背中周り」ですね。
もし、「無理なダイエットをせず、ある簡単なエクササイズや日々のちょっとした意識で背中がスッキリするかも知れない」としたら、試しにやってみたくありませんか?
背中だけに限らずですが、「身体の一部分だけが痩せにくい」という悩みの方は、姿勢やそれに関係する身体の使い方に偏りが生じている場合が多いです。
もちろん、妊娠・出産という大きなイベントを経て、身体にはとても大きな変化が生じているため、今回の内容だけでは全ての悩みを解決することはできません。
ですが、姿勢は身体の「外見」に大きな影響を与えています。
そして姿勢は日々の習慣から作られています。
あなたの背中太りに影響している可能性は高いと思います。
今回の内容をまとめると、
「育児ママは子供を育てる中で、ある特定の姿勢を取りやすくなっています。その姿勢は背中の筋肉や関節に過剰に負担をかけてしまい、背中を痩せにくい状態にする可能性があります。解決方法は、普段から同じ姿勢を取らないように姿勢を変えること、負担のかかっている筋肉をしっかりケアすることです。」
具体的な解決方法は後半でお伝えしています。
興味がある方は、ここから先をどうぞ読み進めてください。
育児ママの「ある姿勢」は背中を痩せにくい状態にする
結論からお伝えします。
背中が痩せにくい状態になる、育児ママ特有のある姿勢とは、「スウェーバック姿勢」という姿勢のことです。
少し言葉が専門的になっているため、どのような姿勢か簡単に説明します。
スウェーバック姿勢とは、骨盤が後ろに傾いている状態で、さらにお尻が前に突き出ている姿勢のことです。
この状態になると、お尻に引っ張られて、お腹も前に突き出ていくため、いわゆる「お腹が弛んだ状態」に見えてしまいます。
さらに身体の重心は、お尻が前に出ている影響で、全体的に前重心になります。
身体は常に「倒れないようにバランスを保つ」特徴があるため、前に傾いた重心を元に戻すために背中を反らせてバランスを取ろうとします。
このときの「背中を反ろう」とする反応によって、背中の筋肉が過剰に使用されたり、背骨の関節に負担をかけることによって、筋肉が張って太く見えたり、循環が阻害され、太くなりやすい状態になります。
姿勢の偏りは、主に足から起きる場合と、上半身から起こる場合に分かれます。
一般的にスウェーバック姿勢が起きる要因としては、お尻や太ももの裏など、足からの影響が多いように思いますが、育児ママさんの場合は、上半身の影響が強く影響していると考えられます。
特にお子さんが生まれたばかりの方は、常に抱っこをしたり、抱っこ紐を使いながら家事をしたりすることが多いかと思いますが、自分の身体の前に常に赤ちゃんがいる状態が長く続くことになるため、姿勢も自分と赤ちゃんを含めた状態でバランスを取るように調整されます。
結果として、上半身を後ろに反らせて前後のバランスをとるようになり、先ほどのスウェーバック姿勢になりやすくなってしまいます。
「もう子供も大きいし、抱っこなんて最近してない」
という方であっても、一度スウェーバック姿勢が身体に定着すると、お子さんが大きくなって、抱っこなど必要なくなった後も姿勢はそのままになっていることがあります。
「でもお子さんは抱っこしないと泣き止まないし、子どもが小さいうちには何もできないの?」
「子どもが大きくなったあとに姿勢が定着したら、もう戻らないの?」
と思う方もいるかも知れませんが、そんなことはありません。
今からでも、できることはたくさんあります。
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【育児ママ必見】子育て中の背中太りの原因を姿勢から解説 後編
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