日本の伝統的な食文化、和食。
今、和食の美容効果が注目されているのをご存じですか?
美容に良いと言われる食材はたくさんありますが、
実は和食も美容にぴったりな食事なのです!
和食が健康にいい理由
和食は、お肉を中心とした欧米型の食事に比べ、全体的にカロリーや脂質を低く抑えられます。
野菜を使う料理が多いので、不足しがちなビタミンをしっかりと摂取することができます。
和食で使われる食材も健康にいいと言われている食材ばかり。
女性ホルモンを補う豆腐や味噌といった大豆製品や、発酵食品が多いのも特徴です。
また、調味料をふんだんに使う洋食と比べ、和食独特の出汁が余計なものを加えなくても風味を引き立ててくれます。
食材そのものの味を感じやすく、「味わう」楽しみも増えて食べ過ぎを予防することもできます。
調理法も蒸す・ゆでる・煮るなどの油を使わず、ヘルシーに仕上げることができます。
和食の一汁三菜は美容と健康の基本のキ
一汁三菜を基本とする和食は、主食・主菜・副菜の栄養バランスがとりやすいことが特徴の一つ。
1日30品目食べましょう、と言われていた時代もありますが、
一度に多くの食材を食べようとするのは、至難の業。
しかし、和食の副菜を活用すれば、少しずつたくさんの食材を取り入れることができます。
和食の料理は保存がききやすい料理が多いこともメリットの一つ。
一気に食べてしまわないと!と思わず、少しずつ色々なおかずを楽しむことで、自然とバランスよい食事をとることができるのです。
美容に効く和の代表食材「お米」
和食の代表食材と言えば、「お米」。
お米は太るから…と避けている女性も多いですが、それは大変もったいないです。
白米には、疲労回復に効くビタミンB1、肌の老化を防いでくれるビタミンE、女性が不足しやすい鉄分、鉄分の吸収を高める亜鉛など、美容によい栄養素がたくさん含まれているのです。
タンパク質や食物繊維も、パンや麺類などよりも豊富に含まれています。
「白米=炭水化物=太る」という図式は、間違っているのだとおわかりいだたけるでしょうか。
また、ご飯は冷やご飯にすることで、レジスタントスターチ成分に変わります。
レジスタントスターチは、小腸で消化されずに大腸に届き、腸内環境が整える働きがあります。
もちろん食べ過ぎは太る最大の原因。
正しい量をおいしく頂くことが、食事の基本であることは間違いありません。
ダイエットの食事と言えば、鶏肉・ブロッコリー・サラダ…なんとも味気ないものになってしまいがち。
ダイエット中でもおいしく食事がしたいと思うのであれば、和食から始めてみてはいかがでしょうか?