ダイエットの基本は運動と食事です。
運動で消費カロリーを増やして、食事で摂取カロリーを減らす。
シンプルですが、これが絶対のルールです。
ただし、単純にカロリー計算すればいいと言うわけでもありません。
例えば、カロリー量だけを考えたら
最近話題のオートミールは白米よりも高いのですが
GI値が低いため、血糖値が緩やかに上がるため、太りにくい食材となります。
逆に一部の栄養素の中には代謝を高めて、脂肪をエネルギー源にしやすくなるような栄養素もあるため、そういった栄養素を摂取することで
効率的にダイエットをすることができるようになります。
そこで、今回はダイエット効果を高める栄養素が含まれた食べ物をご紹介します。
肉を食べよう タンパク質だけでなくカルニチンとビタミンB1で脂肪燃焼
まずは肉類です。
肉類といえばタンパク質。
ご存知の通り、タンパク質は筋肉の材料となります。
ダイエット中は食事制限をするため、どうしてもエネルギー不足になりやすくなります。
特に糖質制限をしていると筋肉のエネルギーである筋グリコーゲンが不足して、それを補うために筋タンパクを分解して、筋グリコーゲンに変換します。
そうすれば、どんどんと筋肉量が減って代謝が落ちてしまい、痩せにくくなってしまいます。
また、タンパク質といえば、肉です。
もちろん、魚や乳製品、大豆にも豊富に含まれていますが、やはり肉でしょう。
肉の中でもラム肉や牛肉にはダイエットには心強い味方である「カルニチン」が豊富に含まれています。
このカルニチンは脂肪酸と結合して、ミトコンドリアまで運ぶ役割を持っているので脂肪代謝が促進されます。
他の肉類ならば豚肉に豊富に含まれるビタミンB1は代謝を促進するので、豚肉もダイエットにはオススメの食材となります。
食物繊維が豊富な穀物で腸内環境改善 痩せやすい体質に
次に雑穀や玄米、オートミールです。
これらは食物繊維が豊富で、GI値も低いため
白米やパンの代わりに、これらを主食にすることで腸内環境が整えられて、痩せやすい体質となります。
食物繊維が豊富で腹持ちも良いため、間食なども減らすことができるでしょう。
飲み物にはコーヒーとお茶で脂肪燃焼
他にもコーヒーやお茶もオススメです。
コーヒーのクロロゲン酸には脂肪の吸収を抑える作用がありますし、カフェインにも脂肪燃焼効果があるので、ブラックコーヒーを飲む習慣をつけるとダイエットに効果的です。
お茶の茶カテキンにも脂肪燃焼効果があることがわかっています。
他にも唐辛子などのスパイス、生姜なども体内で熱を生んで、代謝を高めるのでオススメ。
これらの食材を組み合わせて、ダイエットを効率的にしてみましょう。