デーツの栄養成分
デーツはそのコク深い甘みが特徴的ですが、一粒当たりのカロリーは約56kcalと比較的カロリー自体は控えめかつ血糖値の上昇に係るGI値は低いため、ダイエット中でも食べやすい果物です(もちろん食べすぎ注意ですよ!)
糖質は一粒当たり約2.5g。
一日二粒程度で抑えておく方がいいでしょう。
食物繊維
便秘や腸内環境の改善には欠かせない食物繊維。
デーツにはごぼうの1.3倍もの食物繊維、特に不溶性食物繊維が含まれています。
鉄
女性が不足しがちな鉄分。
デーツ1粒にはブルーベリー120粒分の鉄分が含まれていると言われています。
銅
銅は鉄分を運ぶために必要な栄養素のため、鉄分と一緒に摂ることで貧血予防に役立ちます。
また、免疫細胞などの代謝や活性酸素を除去する働きがあると言われています。
デーツは特に銅の含有量が多いと言われており、貧血予防が重要な女性にとっては嬉しい果物です。
葉酸
葉酸はタンパク質や細胞の合成に重要な働きをします。
特に胎児の成長にとって欠かせない栄養成分のため、デーツは妊娠中の女性にもおすすめです。
亜鉛
亜鉛はカルシウムの吸収を助け、多くの臓器の働きを助けるために重要な栄養素です。
亜鉛も妊娠中に摂取することが勧められています。
カリウム
塩分の排出を促してむくみを解消してくれます。
高血圧や動脈硬化の予防にも効果的です。
マグネシウム
マグネシウムは、カルシウムの働きを助けで丈夫な骨や歯を作ってくれます。
マグネシウムは不足しやすい栄養素の一つとしても言われているので、積極的に摂取したいものです。
βカロテン
βカロテンはニンジンなど緑黄色野菜に多く含まれるオレンジ色の色素を持つ成分で、抗酸化作用が高いと言われています。
活性酸素を除去し、アンチエイジングに効果があります。
デーツを選ぶときはセミドライがおすすめ
デーツはドライフルーツにてもほとんど栄養成分が失われないと言われていますが、
できるならデーツを選ぶときは少し水分の残ったようなセミドライタイプのものを選ぶ方がいいでしょう。
アーユルヴェーダでは、ドライフルーツはヴァータという性質を強める働きがあると言われており、ヴァータが強くなりすぎるとイライラしたり、ストレスを受けやすくなると言われています。
特に現代人はヴァータが強まりやすいと言われているので、デーツ選びにもこだわるなら意識してみてください。
最近ではデーツをスーパーでも見かけるようになってきました。
栄養価が高いといえども糖質が高い傾向にあるドライフルーツなので、朝食時や昼過ぎのおやつに食べるのがおすすめです。
今日のおやつに一粒いかがでしょうか?