コロナが大流行してから、身近になってしまったマスク。
マスクを長時間つけていると、
耳が痛くなったりすることはありませんか?
それだけでなく、マスクが頭痛や肩こりの原因にもなっている可能性があるのです!
マスク頭痛が急増中
マスクを長時間つけることで、頭痛を訴える方が増えています。
その原因はずばり、マスクの紐です。
締め付けや圧迫などにより血流が悪くなり、頭痛を引き起こしてしまうのです。
この物理的な不快感に加え、マスクをつけることで呼吸が浅くなり、酸素不足に陥ることがあります。
この状態は、脳への酸素供給が不十分になり、重だるさや頭痛を引き起こす原因となります。
「マスクをつけなくてはいけない」
という社会的な圧力や義務感からくる精神的ストレスが心理的負担を大きくし、
それが頭痛を引き起こす一因となっています。
このような心理的ストレスは、身体的な不調を悪化させることがあり、特に長期間にわたるストレスは健康に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
1つめの対策として、マスクのフィット感を改善することが重要です。
マスクの紐の調整や、圧迫感を減らすための工夫をしてみましょう。
また、定期的にマスクを外して深呼吸をする時間を設けることで、酸欠を防ぎ、ストレスを軽減することができます。
仕事中や公共の場では難しい場合もありますが、プライベートの時間では、できるだけ顔を休め、リラックスすることが重要です。
最終的に、マスクによる頭痛への対処は、物理的な調整と心理的なケアの両面からアプローチすることが効果的です。
健康を守るためのマスク着用は重要ですが、それに伴う不調を最小限に抑えるための工夫も同様に大切です。
マスクの紐が肩こりの原因に
耳の周りにある筋膜は、首や肩の筋肉につながっています。
首には肩や背中にまで広がる僧帽筋という筋肉をはじめ、たくさんの筋肉がついています。
マスクを着用し続けると、
耳周りの筋膜や、筋肉が緊張してしまい、それが首や肩の筋肉まで固くしてしまうため、
首こり・肩こりの原因になるのです。
マスクをつけると、同時に頭皮も引っ張られます。
全身の皮膚や筋膜は切れ目なくつながっています。
頭皮が固くなれば、遠く離れた場所の皮膚にも少なからず影響が出るのです。
それは首や肩も例外ではありません。
また、マスクをつけると表情も乏しくなりやすく、顔周りの筋肉をあまり動かさなくなります。
口もあまり大きく開けたりしないですよね。
そうなるとさらに顔周りや首周りの血流が悪くなり、頭痛や肩こりの原因になってしまうのです。
マスクで傷んだ耳は温めてマッサージが重要
手の平同士をこすり合わせ、軽く温めておきます。
手の平で耳を包むように抑え、
ぐるぐると丸を書くように動かしましょう。
反対周りも同様に行います。
目を閉じてゆっくり動かして、
音がこもって耳の中で響いている感覚などを感じてみてもいいですね。
耳の周りにはたくさんのツボが集まっています。
これらを刺激してあげると、全身の自律神経の調整にもつながり、
上半身だけでなく、全身にいい影響を与えてくれます。
マスクは今や、私たちの生活に切っても切り離せないものになりました。
でも、それによって頭痛や肩こりが起きていることは知らない人も多かったのではないでしょうか?
耳周りのケアをしてあげることで、不調の種を取り除きましょう。