頭痛に悩む人の中には共通する癖がある?
身体の不調には、日々の習慣や体調、普段の食生活や体質など様々なものが複雑に関係しています。
そのため全ての不調に対して、共通した解決策はありません。
しかし、筋肉の疲労からくる痛み、例えば今回紹介する「頭痛」に限定すれば、ある程度共通した癖が見られる場合があります。
今回は、頭痛に悩む人が共通している可能性が高い、代表的な3つの癖について解説します。
※今回の内容は診断ではありません。あくまでも日々の習慣を見直すきっかけになれば幸いです。
癖とは、普段何気なく繰り返してしまう習慣です。
自分で気づいているものもあれば、全く無意識に行なっているものもあると思います。
頭痛に悩んでいる人は、今回紹介するような癖を無意識に行なっていないか、今一度思い出してみてください。
頭痛に悩む人が行なっている癖①スマホを長時間眺めていることが多い
スマホに限ったことではありませんが、うつむいた姿勢を長時間取り続けることによって、「胸鎖乳突筋」と呼ばれる筋肉を過剰に使用してしまう可能性があります。
うつむいている姿勢に問題があるため、スマホでなくとも、読書や新聞を読む姿勢でも同様のことが言えます。
うつむくことが多い人は、立ち上がったり、横になったり姿勢をこまめに変えることで、首を同じ方向で固定しないような工夫が必要になります。
姿勢を変えることが難しい場合では、定期的に遠くを見るなど、こまめに休憩を挟むことも大切です。
頭痛に悩む人が行なっている癖②歯を食いしばる
寝ているときに、「歯ぎしり」や「食いしばり」などがある方は、こめかみ周辺の「側頭筋」と呼ばれる筋肉が疲労しやすい状態と言えます。
側頭筋が固くなり疲労した場合、頭の横側を中心とした痛みが出る可能性があります。
歯ぎしりや食いしばりの原因に関しては、ストレスや噛み合わせなど様々な原因が挙げられます。
改善に関しては1人で悩まず、専門家に相談した上で適切なアドバイスや治療を受けた方が良い場合も多いかと思います。
歯ぎしり食いしばりによって、疲労した筋肉のリラクゼーションなどは、次回に紹介するセルフケアの記事を合わせて読んでみてください。
頭痛に悩む人が行なっている癖③背もたれの無い、低い椅子で長時間作業する
最後は、身体に合っていない椅子などを使用している方に多い習慣です。
背もたれにが無い状態で長時間座っていると、骨盤が後ろに傾き、背骨が丸くなりやすい状態になります。
背骨が丸くなった状態で、パソコン作業などすることによって、頭が前に突き出てしまい、「後頭下筋群」と呼ばれる頭と首の境目にある筋肉が疲労しやすくなります。
運動不足を解消するために、バランスボールなどを椅子代わりに使用している方がいますが、作業机との高さが合っていない場合、同様に背骨が丸くなってしまい、後頭下筋群が疲労しやすい状態になってしまいます。
改善方法としては、身体に合わせた適切な椅子を使用することが大切です。
またパソコン作業をよく行う方は、真っ直ぐを向いたときに画面の中央のやや下にくるように画面の高さを調整するなど、作業環境を調整することも重要です。
身体の不調は日々の習慣から解消していきましょう
今回は、頭痛に悩む人が行いやすい癖を疲労しやすい筋肉と合わせて3つ紹介しました。
今回紹介した癖によって疲労しやすい筋肉のセルフケアについて、次回後編として紹介します。
次回以降も、ぜひお楽しみに!
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