ダイエットをしようと思っても、運動も食事制限も続かなかった、
という経験をお持ちの女性は多いのではないでしょうか?
そんな方に見直してほしいのが姿勢です。
ただ生活しているだけでもいい姿勢の人と悪い姿勢の人では、
そのエネルギー消費量にも差が出てきます。
姿勢に気をつけると、姿勢を保つための筋肉(姿勢保持筋)が使われ、
立っているだけ・座っているだけでもエネルギーを消費します。
代謝も上がり、やせやすい体へと変化するのです。
無理なダイエットをする前に、まずは姿勢を正して痩せやすい体を作りませんか?
美姿勢=太りにくい体
良い姿勢とは
- 安定していること
- 疲労しにくいこと
- 美しいこと
- 作業や動作の効率が良いこと
と言われています。
つまり、「美しくて疲れない」のが本当の美姿勢なのです。
よく、綺麗に見せようと無理に力を入れる人が多いですが、
無理な姿勢は長く続きませんよね。
意識しすぎて悪い姿勢になってしまうこともあります。
例えば、胸を張ろうとして、腰が反ってしまう、反り腰になってしまうパターン。
壁に背中をつけた時、腰と壁の間の隙間は手の平1枚分ほどがいいと言われています。
反り腰になると、腰痛を引き起こしやすくなりますし、
骨盤周りの筋肉の働きも変わり、お尻や太ももにも脂肪がつきやすくなってしまいます。
いい姿勢のチェックポイント
横から立っている姿勢を見て、
耳―肩-股関節-膝-くるぶし
が一直線になっているのがいい姿勢と言われています。
立っていても痩せる姿勢の作り方
①後頭部を後ろへ引く
顎を引くだけだと頭の位置は変わりません。
後頭部で後ろの空気を押すように頭を持ち上げましょう。
②内ももを合わせる
内ももに力を入れることでお尻や太もも全体の引き締めにもつながります。
③おへその下あたりに力を入れて
良い姿勢を保つ一番の要となるのが骨盤です。
おへその下あたりを軽く上に引き上げるようにして、腹筋に力を入れましょう。
座っていても痩せる姿勢の作り方
①背もたれに背中はつけない
背もたれに持たれると背中が丸くなり、腹筋や背筋も使わなくなります。
自分の力で背筋を伸ばすようにしましょう。
②膝は合わせる
膝が開くと腰元も丸まりやすくなります。膝を合わせて同時に内ももを引き締めましょう。
③パソコンは目線のやや下
顎が上がるのは猫背のもとです。
背筋を伸ばした状態で、軽く目線が下に落ちる位置にパソコンの高さを調整しましょう。