ダイエットをしているのに食べたくなりストレスがすごい…
ついつい食べてしまう…
食欲が我慢できない…
そんなお悩みはありませんか?
なぜ嘘の食欲が現れるのか?
本来の食欲は、
血糖値が上昇したら脳の満腹中枢が反応して食欲を止め、
血糖値が低下したら脳の接触中枢が空腹を感じさせます。
体の中でとても繊細に反応して食欲というものはコントロールされているのです。
不規則な生活などでホルモンバランスの乱れると、このサイクルがうまく働かず、嘘の食欲が現れてしまうのです。
嘘の食欲の原因には、
「外発反応性」「口唇欲求」「理由付け」
の3つがあります。
外発反応性とは、目に入ったCMなどにより食欲が刺激され、お腹がすいていないのに食べたくなる、という反応のことです。
口唇欲求とは、まさに「口寂しい」状態のこと。
お腹がすいているわけではないですが、何か口に入れたい、という反応のことです。
理由付けとは、
「今日は頑張ったからご褒美」「今日は疲れたから」と「○○だから」
と理由をつけて食べてしまうことです。
嘘の食欲を見抜くには自分の感覚を整えること
そしてもう一つ、感覚によっても偽食欲を感じることもあります。
忙しい時
イライラしている時
落ち込んでいる時
そんな時は冷静に自分の感覚を受け取ることができなくなっています。
満腹感を感じられず、
本来の食欲とは違う感覚を食欲だと思い込んでしまう状態になってしまうのです。
それを防ぐためには、自分の感覚を正しく整えることが大切です。
食欲が狂ってしまっている時は他の感覚も鈍くなっていることが多いです。
手のひらでペンを持つ感覚、
お尻で椅子を踏んでいる感覚、
髪の毛が耳にかかっている感覚
そういう感覚を感じることから始めてみましょう。
嘘の食欲を消し去るためにやりたいこと
水か白湯を飲む
可能であれば白湯を飲みましょう。
温かい白湯がのどや食道を通っていく感覚を感じながらゆっくり飲んでみましょう。
ヨガやストレッチで体を動かす
身体がこわばっていると感覚神経がたくさん通っている皮膚や筋肉などの機能も低下してしまいます。
ヨガやストレッチなどで体をほぐすことで血流も良くなり、全体の感覚もよくなります。
アロマオイルで癒される
アロマオイルで嗅覚からアプローチして感覚を整えましょう。
食欲を抑える効果のある、グレープフルーツなどの香りがおすすめです。
せわしない毎日の中では自分の感覚も見失いがちです。
一度自分の感覚に集中してあげる時間を作ることで、
本当にお腹が減っているのかどうか?
本当の食欲を感じることができるようになりますよ。