コロナ禍において、人と接する機会が減り、更にマスクによって素顔を人に見せることも減りましたよね。
そして人と笑顔で話すことも減ってしまいました。
コロナ禍においては少し体調を崩しただけで、
仕事を休まないといけなかったり、他に迷惑をかけることが多くて、
「体を壊さないようにしないと」というストレスが余計に体調を悪くしそうですよね。
体調に気を付けないといけないこの時期だからこそ意識してほしいこと、
それが笑顔です。
実はこの笑顔は、免疫力と大きな関係があったのです。
笑顔が免疫力を高めてくれる
体にはたくさんの免疫細胞がありますが、その中でもナチュラルキラー細胞(NK細胞)という細胞は、がん細胞や体の中に入ってきたウイルスなどを攻撃して退治してくれるはたらきがあります。
このナチュラルキラー細胞を活性化させてくれるのが笑いです。
は笑うとナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活発化し、免疫力が高まると言われています。
また、笑うことで幸せホルモンと呼ばれるセロトニンや、不安やストレスを軽減してくれるドーパミン、愛情ホルモンであるオキシトシン、痛みを和らげてくれるエンドルフィンなども分泌されると言われています。
また、声を出して笑うと自然と腹筋を使って大きく呼吸をすることになり、血行を促進して代謝を上げてくれるので、免疫機能のアップにつながります。
笑いには自律神経を整える効果も
常に緊張状態にあるとき交感神経がずっと働いている状態です。
笑うとその瞬間は交感神経が高まりますが、その後副交感神経に切り替わりやすく、リラックスした状態になります。
ストレスを受け続けると交感神経・副交感神経の切り替えがうまくいかなくなり、その影響により免疫機能が下がり、身体に不調を感じやすくなってしまいます。
マスクの中でも笑顔を忘れずに!
たとえ作り笑いでも、本当に笑った時と同じようにナチュラルキラー細胞が活性化すると言われています。
朝、鏡の前でニッコリ笑顔を作ってみましょう。
笑う気分になれないな、という時でも口角を上げるだけで脳は錯覚してくれます。
それにマスクしているから、と人と話しているとあまり笑わない人とかいますよね。
それは大変もったいないです。
笑うだけで免疫力も高まり、顔もリフトアップされ、幸福感を感じることができます。
落ち込みやすい時こそ笑いを大切にして、
体も心も健康に保ちましょう。