デスクワーカーの腰痛と肉体労働での腰痛は原因が異なります
腰痛は昔から、身体に関する悩みの上位に位置しており、みなさんも程度に差はあれ、一度は「腰が痛い」と言うことを経験したことがあるのではないでしょうか。
そんな腰痛ですが、近年ではさらに深刻化しています。
その要因の1つに、テレワークの推進があります。
近年では新型のウィルスの影響やインターネットの普及に伴い、会社に出勤せず、自宅や貸オフィスなどで仕事するテレワーク・リモートワークと呼ばれるものが増えてきています。
「出勤の手間が省ける」「時間を自由に使える」といったメリットもある反面、デメリットとして、肩こりや腰痛を訴える人の割合が増えてきていると言われています。
参考:
https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20200726-00189851
腰痛と言っても、その原因は人もよっても異なり、特に肉体労働に当たる仕事と、知的労働に当たる仕事でも大きく異なります。
介護職や工事現場などいわゆる肉体労働であれば、腰痛の原因は腰の筋肉の使い過ぎにより負担が強くなっていることが主な原因として挙げられますが、知的労働では、また異なった理由が存在します。
腰痛の程度は人によっても異なり、痛みの感じ方は主観的な感覚なので一概には言えません。しかし個人的な経験では、知的労働している人の腰痛の方が、深刻な場合が多い印象です。
それはデスクワークを代表とする知的労働の環境が影響していることが考えられます。
今回は、そんな「デスクワークしている人=デスクワーカー」の腰痛について、主に作業姿勢の観点から解説していきたいと思います。
現在はテレワークなど、自宅で作業している方も多いと思いますので、自宅で作業環境を整える工夫も紹介したいと思います。
「最近テレワークが増えてきた」と言う方はぜひ最後まで読んでみてください。
ここでは1つ、環境を変えることを紹介したいと思います。
続く