年を取って、体重は変わってないのに太って見える。
そんなに体重は重くないのに、太って見える。
友達と同じ体重のはずなのに、太って見える。
あなたが太って見えるのには、原因があります。
それぞれの原因に対して正しい対処をすれば、少しの工夫で痩せて見えるようになります。
焦って食事制限を始める前に、こちらの記事をお読みください。
体脂肪率が高い隠れ肥満
同じ1kgでも筋肉の1kgの体積と脂肪の1kgの体積は全然違う、という話を聞いたことはありませんか?
同じ重さであっても、大きいのは脂肪なので、
体脂肪が多い人は筋肉量が多い人に比べて、太って見えるのは明らかです。
じゃあやっぱり体脂肪を落とさなきゃ!
と焦ってトレーニングをするには少し注意が必要です。
体脂肪が多い、と安易に言っても、
・筋肉量は適切なタイプ
・筋肉量が少ないタイプ
の2つにわかれます。
前者の場合は、有酸素運動でしっかりとカロリーを消費していけば痩せます。
でも、後者の場合は、まずはエネルギーを消費する場所=つまり筋肉を作らないと、前者のタイプと同じ運動をしたとしても痩せません。
筋トレなどで、痩せやすい体の土台を作っていきましょう。
ただし、痩せるために筋トレをしてはいけません。
先ほども言った通り、筋肉は脂肪よりも重いです。
「トレーニングしてるのに体重が減らない!増えた!」
と嘆くのはよくあることですが、トレーニングしていればあなたの体の中はちゃんと変化しているので、焦らないでくださいね。
筋肉がなくたるんだ体で太って見える
筋肉がない、というのは別の理由でも太って見える体を作り出しています。
筋肉は体を重力に逆らって上に引き上げてくれるものです。
筋肉がないと、脂肪も、内臓も、皮膚も、すべてが下に下に下がってしまいます。
年齢によるたるみもこの筋肉量の減少が原因です。
それだけでなく、筋肉がついている部分はエネルギー、つまり熱を作りやすい部分。
筋肉がついていないと、冷えやすく血流も悪くなるので、
更に太りやすく脂肪がつきやすい状態になってしまうのです。
筋肉をつけることで、ボディラインが美しく整います。
おすすめは、お尻・背中(肩甲骨)・内もも、です。
垂れたお尻、ブラのはみ肉、たるんだ二の腕、二重顎…
これらは筋肉をつけて引き上げてあげましょう。
ただ引き上げるだけでなく、メリハリのついた体を作るのには、筋肉は欠かせません。
気になる続きは次回の記事で!