肩こりを解消するために必要なこととは
今回は肩こりに対するセルフケアを紹介しようと思います。
肩こりの解消に必要なことは、「肩を揉むこと」「肩の筋肉を伸ばすこと」と考えてしまいがちですが、本当に必要なことは、肩がスムーズに動くようにすることです。
そのためには、肩のケアだけでは不十分であることも多く、特に今回紹介するような背骨のセルフケアが重要になると考えています。
背骨、特に私たちの背中に当たる「胸椎」と呼ばれる部分は、肩の動きと密接に関わっています。
肩こりを感じている人の中にも、肩の筋肉があまり硬くないにもかかわらず、こりを感じている人が少なくありません。
そのような方は、可能性として胸椎の動きが損なわれていることにより、肩の動きが固くなり結果として肩の筋肉にこりを感じている場合があります。
そのため今回は肩こり解消のための背骨のセルフケアを紹介します。
誰でも簡単にできるものなので、是非最後までご覧下さい。
簡単〇〇するだけ!ストレッチポール®︎を使ったセルフケア
背骨のセルフケアは、一見難しそうで、とっつきにくいように感じるかもしれませんが、やってみると意外にも簡単にできます。
特に、「ストレッチポール®︎」などを代表する円柱状のセルフケアグッズを使用すれば、とても簡単です。
ストレッチポール®︎を含めた円柱状のセルフケアグッズをここではまとめて「ポール」と呼ばせていただきます。
通常の使い方であれば、ポールの上に乗り、背骨に満遍なく当てることによって、背骨の動きを引き出します。
肩こり解消に特化する場合は、背骨(特に胸椎)を伸ばす動き(伸展)を引き出す必要があります。
※この方法はストレッチポール®︎の本来の使用方法とは異なる使用方法になっている可能性があります。留意した上で行うようにしてください。
具体例な方法
ポールは身体に対して垂直になるように置きます。
脇の高さを目安にして、ポールの上に仰向けに乗ります。
ポールに乗って寝ることで、背中が伸ばされるためその状態で深呼吸して、さらに背中を伸ばします。
背中をしっかり伸ばすことによって、肩の動きに重要な胸椎の伸展を引き出しています。
このセルフケアはポールの上に乗るだけでいいので、簡単に実施できます。
注意点は長時間行うと痛みが出る可能性があるため、1分を目安に休憩を挟むようにしましょう。
ストレッチポール®︎を持っていない⁉︎と言う人は
「ストレッチポール®︎が自宅にない」という方もいると思いますので、今回はストレッチポール®︎を自宅にあるもので代用する方法もお伝えします。
その代用品は、「ペットボトル」です。
500mlのペットボトルに水を入れて使うことで、背骨を伸ばせます。
ただし、ペットボトルの場合、正規品と異なり耐久性や硬さが異なるため、そのまま使用すると痛みが出る可能性があります。
対応策として、ペットボトルにバスタオルを巻いて使用することで、痛みを和らげられます。
自宅にポールがないけど、とりあえずセルフケアだけはやってみたいという方にオススメです。
隙間時間に試してください
今回はストレッチポール®︎を使った、簡単セルフケアをご紹介しました。
身体の仕組みが分かると、セルフケアの方法も目的に合わせて工夫出来ます。
特に今回紹介したようなストレッチポール®︎などのグッズがあれば、さらに幅広くケアできますよ。
今回の内容が参考になれば幸いです。