「食事は腹八分目まで」
誰もが一度は聞いたことがある言葉です。
ダイエット中は食欲をうまくコントロールするのが成功の秘訣です。
でもついつい満腹になるまで食べてしまうのが女子の悩みですよね。
そもそも腹八分目なんてわからない…
という人も多いでしょう。
では満腹感を得るにはどうしたらいいのでしょう?
腹八分目=本当の満腹のサイン
なぜ「腹八分目がいい」と言われるのでしょうか?
「お腹いっぱい」と感じから食事をやめると、
少し時間がたってから
- お腹がいっぱい過ぎて苦しい
- 食べすぎちゃったかも
と感じたことはありませんか?
満腹感を感じるには時間差があり、約15~20分かかってしまいます。
満腹感はお腹で感じるのではなく、脳で感じます。
お腹が満腹になってから「満腹です」と脳が感じるまでには時間がかかる
ということをまず覚えておきましょう。
腹八分目、つまり「もう少し食べられるな」というまだ満腹感を感じていないタイミングでも、
実は体は満腹になっている状態なのです。
早く食べると満腹感を感じる前に余分に食べてしまいやすくなり、食べ過ぎの原因となってしまいます。
満腹中枢を働かせるには「ゆっくり食べる」
満腹中枢とは、血糖値が上昇することで刺激され、食欲を抑制する指令を出します。
この指令により、満腹感が生じ、食べ過ぎを防ぐことができます。
血糖値はゆっくり血液にのって全身に運ばれ、脳に伝わることで、
脳が「血糖値が上がった」と判断します。
だから満腹中枢が働くには時間差ができてしまうのです。
先ほどお話しした通り、満腹感を感じるには早くて15分ほどかかります。
早食いの自覚がある人は、
-
一口ずつ箸をおく
-
たくさん噛んで食べる
など、時間をかけて食べる工夫をしてみるといいでしょう。
食事の時間をたっぷりとって、余裕をもって食事をするのも大切ですね。
ダイエットに早食いはNG、とはとても理に適っているのですね。
もう少し食べたくなったら10分待って
お昼時などついつい時間がなくて早く食べてしまうこともありますよね。
「もう少し食べれる気がする」
と思っても、そこで追加をせず、コーヒーなど飲みながら10分待ってみましょう。
10分経ってもまだお腹がすいている、
という人は案外少ないのではないでしょうか?
その時にはゆっくり満腹中枢が働き、満腹感が得られているはずです。
ついつい食べ過ぎて後で後悔してしまうあなた。
腹八分目を意識して、正しく食事量をコントロールしましょうね。