生理が来ない・送れる
生理周期が乱れる
生理痛が思い
生理にまつわる悩みは様々です。
特に生理に不調を感じやすい要因が、ダイエットです。
ダイエットを頑張る女性の中には、生理不順に苦しむ人も増えています。
痩せたい、細い人ほどきれい、という風潮が、
実は女性の体にとっては危ないサインを引き起こしているかもしれません。
なぜ生理の不調が起こるの?
女性の体は妊娠に備え、約1か月のサイクルで変化しています。
脳下垂体から女性ホルモンが分泌され、生理はそのホルモンによってコントロールされています。
ホルモンバランスは、心と体、どちらにも密接に関係しています。
失恋や大きなストレスなどでも生理は遅れることがあります。
ダイエットもその原因の一つです。
生理サイクルが乱れると、
生理が遅れる・早まる周期の乱れだけでなく、排卵がない無排卵月経なども起きる可能性があります。
3カ月以上生理がこないのは「無月経」といい、治療が必要な立派な病気です!
ダイエットと生理の関係性は?
痩せれば痩せるほどいい、と思い込んでいませんか?
実は、生理不順の一番の原因は「体重の減少」です。
女性の体は繊細です。
極端な体重の増減はホルモンバランスにとって大敵です。
体脂肪率が22%以下になってくると生理不順がおこりやすくなります。
体重が5kg以上又は10%以上の減少、あるいは体脂肪率が17%以下になると、体重減少性無月経に陥ると言われています。
生理が不順になり、ホルモンバランスが乱れれば、
便秘な肌荒れ、体調不良等、他のところでも不調が現れてきてしまいます。
もし心当たりがあるなら、自分の体に負担をかけていることを認識し、
痩せるためだけの無理なダイエットではなく、
美しくなるためのダイエットを見つけましょう。
自分の体が喜ぶダイエット法を見つけましょう
生理不順に陥りやすいダイエット法の代表は、食べないダイエットです。
栄養不足や偏りは、体に強いストレスを与えてしまいます。
栄養バランスを考え、自分を大切にできる食生活にチェンジしましょう。
ホルモンの分泌サイクルに合わせたトレーニング方法は、
ただ痩せるだけでなく女性らしいラインを作ることにもつながります。
もちろん生理サイクルに従い女性の体は変化します。
肉付きがよくなったりすると感じる時もあるかと思います。
でも、それも柔らかい女性のラインを作るには、とても大切なことなのです。
痩せて骨ばった体と柔らかくラインが整っている体、
あなたはどちらになりたいですか?