ダイエットで陥る罠。
それは、野菜です。
ダイエット中、食事を控えめにしようと野菜ばかり食べる、というのがよくあるパターンですよね。
でも、
野菜しか食べてないのに痩せない…!
むしろ太った!
そんなことはありませんか?
そこがダイエットの落とし穴ななのです。
野菜の中にも「太りやすい野菜」がある
野菜は野菜といえど、様々な種類があります。
その中にはダイエットに向いている野菜・向いていない野菜、があるのです。
太りやすい野菜、それは糖質の多い野菜です。
じゃがいも・さつまいもなどの芋類や、カボチャやにんじんなどの根菜類には糖質(でんぷん)が多く含まれています。
糖質を多く含む野菜はカロリーが高い傾向にあり、これらをたくさん摂取すると太りやすい食事に変身してしまいます。
ただ、砂糖などの糖質と違い、野菜に含まれる糖質は食物繊維など体にとって必要な栄養素もたくさん含まれているため、完全にカットしないようにしましょう。
健康的に痩せるなら脂質を取ろう
脂質と聞くと、油だから体に悪い!抜かなきゃ!と思うかもしれませんが、
それは間違いです。
脂質は、炭水化物とタンパク質とともに三大栄養素の一つです。
重要なエネルギー源である脂質が摂れていないと、代謝が落ちやすくなり太りやすい体になってしまいます。
そのほかにも、脂質にはホルモンや細胞を構成したり、臓器を保護したりする働きもあります。
摂るとしたらオリーブオイルなどの植物性の良質な油を摂るようにしましょう。
なかでも、バターから分やタンパク質、糖分などを取り除いたギーは奇跡のオイルと呼ばれています。
肉やソーセージなど加工食品は良質な脂質とは言えません。
青魚やナッツ類、アボカドなどがおすすめです。
何事も栄養バランスが大切
ただカロリーが低いからと言って、必要な栄養素が摂れていない食事は、ダイエットには悪影響しかありません。
たんぱく質が摂れていないと、筋肉が作ることができず、これも代謝が落ちる原因に。
筋肉が落ちることで、たるんでハリのない体になってしまいます。
摂る栄養素に偏りがあると、体は満足してくれず、
足りない足りないと、食べ物を欲するようになります。
仮に痩せられたとしてもまたリバウンドの原因になってしまいます。
野菜もたくさん栄養が詰まっていますが、もちろんそれだけでは不足してしまう栄養があります。
それを補いつつ自分に必要な栄養を摂ることがダイエットのみならず健康の基本です。
今日もおいしく健康に綺麗を目指しましょう。