運動が苦手な女性が、始めやすい運動といえば「ウォーキング」ですよね?
では、歩くだけで本当に痩せるのでしょうか?
実は、ダイエットにウォーキングを取り入れるにはコツがあります。
・ダイエットしたいけど運動は苦手
・歩いても痩せるなんて思ってない
今回は、そんな方のために、ダイエットにウォーキングを活用するためのコツをお伝えします。
歩いてダイエットするならフォームが肝心
基本的に、人間は怠けやすい生き物です。
普通に歩いていると思っても、本来の正しい歩き方より50%程度しかエネルギーを消費していないこともあるのです。
きちんと運動として、歩くということを取り入れるのであれば、
エネルギーを消費してくれるような体の使い方が必要です。
そのポイントは2つ。
・早く歩くこと
・股関節を使う
この2つです。
普通の速度で歩いた時の運動強度は3METs。対して早歩きは4METs。
普通に歩くよりも早歩きの方がカロリーを消費しやすいのです。
また、最近話題のHIITトレーニングでも言われていますが、数分間の高強度の運動とインターバルを交互に繰り返すのが脂肪燃焼には効果的だと言われています。
歩く際にもこの理屈を取り入れてみましょう。
3分間息が切れるくらい早く歩き、5分間ゆっくり歩く、こうすることで心肺機能に負荷をかけ、より強度の強い運動に変わるのです。
股関節を意識して歩くこともポイントです。
股関節の周りは体の中でも大きな筋肉が集まっており、これらの筋肉を鍛えることが痩せることへの近道だと言われています。
歩いている時も多少は動かしていますが、意識をしないと膝下だけの小さな運動になってしまいます。
歩幅を大きくし、しっかり股関節を前後に動かすことを意識するだけで、普段と同じように歩いてもしっかり汗ばむくらいの運動になりますよ。
日常的に「歩く」ことを心がけて痩せ習慣を作ろう
運動不足、運動が苦手な方がまず克服しなくてはいけないのが「運動の習慣作り」です。
どんなに痩せると言われているトレーニングも、続けなくては意味がありません。
でも、1回やるだけで息が切れるわ、筋肉痛になるわ、そんなトレーニングを運動が苦手な人が続けられるわけありませんよね?
そんな人にまず始めてほしいのが、ウォーキングです。
日常の中に取り入れやすいので、
トレーニングが続かない…という方にもおすすめの運動です。
まずは気負わず継続することを目標にしてみましょう。
歩くだけでは痩せない!ダイエットには組み合わせが大切
歩くだけで痩せるわけがない!
その通りです。
先ほども言いましたが歩行の運動強度は早歩きでも4METs。
ジョギングの半分ほどしかありません。
歩くだけで痩せるというのは、あまりに非効率なダイエットです。
ウォーキングが習慣化できたら、筋トレなどを少しずつ始めてみましょう。
スクワットなどの下半身を使うトレーニングが効果的です。
筋肉がつくことで代謝が上がり、更に痩せやすい体質を作ることができますよ。