すら~っと伸びた首筋は美しさを際立たせるポイントですよね。
自分は元々首が短いと思っていませんか?
首の骨は7個。
それはほぼ世界中の誰もが同じです。
ではなぜ、首が長く見える人と短く見える人がいるのでしょうか?
首の骨は伸びたり縮んだりすることはありません。
では、首を長くするにはどうしたらいいのでしょうか?
スタイルを良く見せるには、細く見えるポイントを作ることが大切です。
首、手首、足首、ウエストなど、女性らしい華奢な部分をうまく見せることです。
その中でも、首は顔と同じくらい目に入りやすいパーツ。
首を細く見せるというのは、特に大切になってきます。
首が短くなるのは頭の位置と僧帽筋が原因
人が首の長さを判断するポイントは頭の位置と肩の位置です。
長時間のパソコン作業やスマホの使用で、現代女性は猫背の人が増えています。
猫背になると頭が前に落ち込み、頭と肩が近くなったように見えます。
そのせいで首も短くなったように見えてしまうのですね。
頭の重さはボーリングの玉ほどもあるのはご存知ですか?
頭が前に落ちると首や肩の筋肉に大きな負担がかかります。
僧帽筋は、首から肩にかけて広がりついている筋肉です。
僧帽筋が硬くなると、首から肩にかけてのラインが硬くなり、盛り上がったように見えます。
肩がすくむように上がってしまうことで頭を肩の距離が近くなり、
首が短く見えてしまうのです。
僧帽筋が固くなると、肩こりの原因にもなります。
血流が悪くなり、首周りのしわや肌荒れの原因にもなります。
百害あって一利なし、です。
姿勢を正すだけで首は長くなる
首を長く見せるために、必要なのはストレッチでもマッサージでもありません。
姿勢を正すことです。
しっかりと頭を引き上げ背骨の上に頭が来るようにしましょう。
姿勢を正すためには顎を引きなさい、とよく言われますが、
頭が前に出ている状態で顎だけ引いても意味がありません(むしろ二重顎になって余計にブサイクです)。
後頭部を後ろの空気に押し付けるように全体を後ろに引きましょう。
わかりにくい場合は壁などに背中をつけたり、手で後頭部を押してみてもいいですね。
この時、顎が上がりやすくなるので注意しましょう。
頭と肩の見た目の距離が遠くなり、首が長くなったように見えますよ。
次に、肩甲骨を寄せ合い、鎖骨を下に引き下げましょう。
肩甲骨を寄せることで丸くなった背中が伸び、デコルテを広げます。
鎖骨を引き下げるとすくんだ肩が下がります。
鎖骨と肩甲骨周りを刺激することで、
肩こりや血流の滞りによる肌荒れなども改善することができます。
「年齢は首に出る」というほど首は大切なパーツです。
綺麗に伸びた首を目指しましょう。