ダイエットエクササイズの定番といえばスクワット。
スクワットにもいろいろと種類があるのはご存じでしょうか?
中でも注目したいのがワイドスクワット。
ワイドスクワットはその名のとおり足を大きく広げて行うスクワットのことです。
スクワットよりも美脚効果があると言われるワイドスクワット。
ぜひ今日からダイエットメニューに取り入れてみましょう。
ワイドスクワットの効果①内もも痩せ
普通のスクワットは、主に前ももとお尻の筋肉を鍛えることができます。
対して、ワイドスクワットは肩幅よりも大きく足を広げるのが特徴です。
これにより、ワイドスクワットでは内ももの筋肉(内転筋)を普通のスクワットより鍛えることができます。
内ももは特に痩せにくいと悩みの種になりやすいポイント。
ここを鍛えられるとスラっとした美脚を手に入れやすくなります。
また、内転筋は腹筋と連動しており、体幹を鍛えることにも効果があります。
ワイドスクワットの効果②骨盤底筋を鍛える
ワイドスクワット=内もも痩せという認識が一般的ですが、
大きく股関節を開く⇔締めるの繰り返しにより骨盤底筋を鍛えることにもつながります。
骨盤底筋は骨盤の中心を絞めて安定させる作用があります。
骨盤が安定することで腰回りに余分なお肉がつくのを防ぎ、脚全体のアライメントも整えることができます。
骨盤底筋を鍛えることで尿漏れ・腰痛などの予防にもつながります。
骨盤底筋を鍛える方法はたくさんありますが、ワイドスクワットは他の方法より動きがわかりやすく、
初心者の方にもおすすめの鍛え方です。
美脚効果を上げるワイドスクワットのポイント
基本のワイドスクワットのやり方は以下の通りです。
①肩幅より広く脚を広げ、つま先は45度程度外側を向くようにします。
②手は胸の前で組みましょう。
③胸を張り、太ももが床と平行になるようにお尻を真下に落としていきます。
④ゆっくり膝を伸ばし元の位置に戻ります。
簡単に見えますが、いくつかのポイントを抑えておくことで、安全に効果的に行うことができます。
ワイドスクワットのポイント①膝とつま先の向きをそろえる
筋力がないうちは、膝がどうしても内側に倒れてきやすいです。
脚の付け根から大きく足を開き、つま先の向きに膝を曲げるよう意識しましょう。
ワイドスクワットのポイント②背中を丸めない
背中を丸めると骨盤が後傾し、お尻や内ももの力を使いにくくなります。
背筋を伸ばし骨盤を立てることで、体幹にもアプローチすることができます。
ワイドスクワットのポイント③足の付け根から動かす
スクワットにおいて、動きの中心となるのは股関節です。
多くの方は膝を曲げ伸ばししようとしてしまいますが、股関節がしっかりと動いているかが重要です。
腰を落とすときは足の付け根から大きく開き内ももの働きを感じましょう。
戻る時は足の付け根から引き寄せて膣を締めることを意識すると、骨盤のあたりが安定しやすくなります。