夏でも冬でも冷えに悩まされる女性はたくさんいます。
冷え性の中にも、
どれだけ温めても手が冷たい…
お風呂に入ってもすぐに冷めてしまう…
など、かなり頑固な冷え性も多いですよね。
冷え性の原因は様々ですが、最近増えているのがストレスによる冷え。
20代の冷えの中で、多くの原因はストレスであるとも言われています。
ストレスは冷えの大敵
冷え性は、ただ手足が冷たいというだけでなく、
・風邪をひきやすい
・便秘・下痢
・集中力の低下
・疲れやすい
・不眠
・生理不順
・足のむくみ
など、更に体に悪影響を引き起こします。
若い世代は特にストレスの影響を受けやすく、手足を中心とした冷えが起こりやすくなります。
冷えも自律神経失調症の中では代表的な症状の一つです。
血流は自律神経によって調節されるので、
ストレスを感じると、交感神経が活発になり、手足など末梢の血管が収縮することで、中心部に血液を集めようとします。
これにより手足の血流が悪くなり、冷えてしまいます。
血管自体が収縮するだけでなく、筋肉も硬くなりやすく、更に血行が悪くなる原因となります。
ストレスによる冷えの場合、逆に冷えの自覚症状がないなど、冷えの認識にずれが生じていることもあります。
ストレスが長く受け続けると、内臓周りの血流にも影響してくるため、慢性的で頑固な冷えに発展してしまいます。
ストレス冷えには脳をゆるめてあげるべし
ストレスによる冷えを解消するには、
温めるだけではなく、体と心(=脳)をゆるめてあげることが大切です。
まずは、ストレッチなどで体をゆるめて上げること。
お風呂上りに全身をゆっくり伸ばしてあげるのもいいですし、
デスクワーク中などは手首のストレッチもおすすめです。
意識的に歩くなどして体を動かすことは、脳のリフレッシュにもつながります。
体を動かすと筋肉がゆるみ、結構も促進されやすくなります。
そして、脳をゆるめて自律神経を整えてあげましょう。
脳をゆるめるには、アロマなどを使ってもいいですね。
リラックス効果のあるラベンダーもいいでしょう。
ラベンダーには特に、副交感神経に働きかける成分が含まれているので、ストレスを感じた時にはぜひ使いたい香りです。
ベルガモットはリフレッシュ系のオイルですが、他の柑橘系の精油と比べてリラックス効果も備えています。
「ただの冷え性」だからと安易に考えるのではなく、自分に合った対処法を知ることが大切なのです。