ごま油でマッサージ
ごま油を肌に塗るの!?と驚くかもしれませんが、
実はごま油はマッサージで使われる他の油よりも浸透率が高く、肌から吸収した方が、その効果を高めやすくなります。
肌の保湿にも高い効果を発揮してくれます。
①頭皮
頭頂に近い部分になじませるようにマッサージをしていきます。
頭皮が動くくらいグリグリとマッサージするというよりは、ごま油を浸透させてあげるようにするのがポイントです。
寝つきが悪い時はごま油をコットンに浸し、頭頂部にそっと当ててあげるのもおすすめです。
②こめかみや耳の周り
耳をマッサージすることで自律神経を整えてくれます。
軽く人差し指と中指で耳をはさみ、優しくこするように動かします。
耳たぶも揉みほぐしましょう。
耳全体を手で温めるように覆い、円を描くように動かします。
最後にこめかみを優しくマッサージしてあげましょう。
③足の裏
手で温めた少量のオイルをまずは足の裏に当てて、ゆっくりと足を温めてあげましょう。
足の指・土踏まず・くるぶしの横のくぼみと末端から中心に向かってマッサージします。
手で軽く温めながら、優しく擦りこむようにマッサージしましょう。
もちろん体質によりごま油があわない場合もあります。
ピッタ体質の方はオリーブオイルやココナッツオイルを使用するのもOKです。
自分の体質に合わせて選びましょう。
ごま油でうがい!?オイルプリングとは
ごま油でうがい(オイルプリング)をすることで口腔内の粘膜から効率よく成分を吸収することができます。
オイルプリングにより、
①のどの乾燥を防ぎ、免疫力を高める
②ごま油の抗酸化作用によりエイジングケアができる
③口腔内を清潔に保つ
などの効果が期待できます。
軽く歯磨きをした後、
ごま油を口の中に含んで約30秒間クチュクチュと含んで吐き出すだけ。
徐々に唾液とごま油が混ざり、滑らかな感触に変わっていくはずです。
口の中全体にごま油が行きわたるようにしましょう。
※うがいが終わったら飲み込まず吐き出してくださいね。
油の間食が残るのが苦手な場合は、常温のお水やお湯ですすいであげてもOKです。
ごま油を使う前に行っておくべき加熱処理
太白胡麻油をマッサージやオイルプリングに使いたい、という時は、キュアリングという加熱処理をします。
加熱処理をすることで、油の中の不純物を取り除いて酸化を防ぎ、更にセサモールという抗酸化成分を生成することができます。
鍋に太白胡麻油を入れて約100℃に温めてから冷まし、保存容器に入れるだけです。
もちろんうがいやマッサージだけではなく、
汎用性が高く様々な調理に使用することができる太白胡麻油。
ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか?