ダイエット中に失敗する女性は、実に6割にもなると言われています。
たくさん努力をしても痩せない…
食事制限がつらい…
思ったより体重が減らない…
リバウンドしてしまった…
それは実はダイエットの方法が間違っていたからかもしれません。
○○だけダイエットが失敗のもと!
運動だけ
ダイエット=運動という図式は本当にあっているのでしょうか?
ケーキ一個は400kcal。
これを消費するのには1時間のランニングが必要です。
逆にどれだけランニングをしたとしても、ケーキ1個を食べてしまえば台無しになってしまうのです。
運動をどれだけ頑張っても、その分食べてしまったら意味がないですよね。
ダイエットには食事の見直しが不可欠です。
正しい食事と運動を組み合わせることが、ダイエットの一番の近道です。
食べないだけ
一時期ファスティングダイエットが流行っていましたが、
正しい知識のない状態でのファスティングは、逆に太りやすくなる原因に。
消化器官の休息に必要な時間は多くても12時間。
それ以上は飢餓状態となってしまい、
代謝が落ちる上に吸収率が高まりリバウンドの元になってしまいます。
また、無理に食事を我慢することはストレスをためる原因にもなります。
人間はストレスを感じると、ストレスホルモンを呼ばれるコルチゾールというホルモンの分泌が増えます。
コルチゾールは代謝を低下させる作用があり、ダイエットにさらに悪影響です。
痩せやすい習慣を取り入れる
カロリーではなくGI値を考えて食べる
GI値とは、各食品の血糖値の上昇度を数値で表したもの。
低GI値の食品は、血糖値が急激に上がることを抑制する効果が期待できるといわれています。
食事をとるときは、「低GI食品から高GI食品」の順番が理想です。
ジムに行くなら筋肉をつける
体の中で、脂肪を燃焼する部分とはどこでしょうか?
それは筋肉です。
ダイエットのための運動といえば、
ランニングマシンやエアロバイクなどを思い浮かべる人が多いかと思いますが、
単純に走るだけでは脂肪を落とすには非効率です。
しっかりと筋肉をつけて代謝を上げておくことで、
ランニング等の有酸素運動の燃焼効率を上げることにもつながるのです。
また、有酸素運動では、はじめは脂質を使い、一定時間続けることで糖質の消費に切り替わります。
一方運動強度が高い無酸素性運動は、主に体内の糖をエネルギー源として使用します。
ひと手間を惜しまない
エレベーターより階段。
コンビニより自炊。
シャワーではなく湯船につかる。
このような日常の習慣がそのままダイエットにつながります。
無理に時間を作って運動するよりも、小さな消費をコツコツ続けていく方が、
1日を通して代謝が上がり、脂肪燃焼しやすい体に。
毎日の生活を充実させることで、ストレスも減り、お菓子に手が伸びることも減るでしょう。