ポッコリお腹
垂れ尻
むくみ
O脚
便秘
これらはダイエット女子の中でよく聞くお悩みの数々です。
確かにそれぞれに対策やエクササイズは紹介されていますが、
そもそも共通の原因があるって知ってました?
実は、どれも骨盤が関係しているのです。
あなたが太るのは骨盤が動かないから。
骨盤は、腹筋や背筋などの体幹の筋肉、殿筋など股関節に関わる筋肉、内臓周りを支える骨盤底筋など
大小約30個もの筋肉がついています。
骨盤周りが固くなると、その中に入っている内臓の動きも悪くなり、
便秘や生理不順などの原因になることもあります。
骨盤は実はいろんな動きをします。
骨盤を前後に傾ける動きは骨盤の前後傾と言い、姿勢に大きく関わってくる動きです。
反り腰の女性は前傾になりやすく、逆に猫背の方は後傾になりやすい傾向にあります。
この前後傾だけでなく、骨盤は
・左右に傾く
・左右にひねる
・前後左右にずれる
など、様々な動きをします。
これらの動きは周りの筋肉の硬さや筋力などによって動かしにくくなることがあります。
動きが小さくなると、関節の動き自体が固くなるので、筋肉が大きく動かせず、効率よく代謝させることが苦手になります。
骨盤を動かすことは骨盤につながるたくさんの筋肉を動かすということ。
つまりダイエットには骨盤がしっかり動くということが必要不可欠なのです。
骨盤の動きをチェックしよう
①腰幅に足を開いて立ちます。腰骨のラインに沿わせるように手を当てます。
②骨盤を前後に傾けてみましょう。骨盤の傾きに合わせて手も傾くので、その傾きをチェックします。
前傾と後傾どちらが動きやすいか観察してみましょう。
③骨盤で円を描くようにぐるっと回します。どこか動かしにくい方向はないか?チェックしましょう。
動かしにくい動きがあれば、その時はたらく筋肉が固くなっているかもしれません。
本格ダイエットをする前にまずは基本の骨盤エクササイズ
ダイエットを始めようと思ったら、
まず運動をする前に骨盤を動かせるように練習しましょう。
エクササイズのダイエット効果もUPしますよ!
【立ってできる】
①先ほどのように骨盤に沿わせるように手を当てます。
②ゆっくりと前傾と後傾を繰り返します。お腹の力を意識して動かしましょう。
やりにくい場合は少し膝を曲げてみましょう。
③右足にゆっくりと体重を乗せ、左側の骨盤を引き上げましょう。少し左の踵が浮くぐらいでOK。
左右交互に繰り返しましょう。
【座ってできる】
①両膝を立てたら、両側に倒します。足の裏同士を合わせ、両手で足先を持っておきましょう。
②軽くパタパタと両膝を揺らします。
③動きを止めたら、骨盤を前後傾させるように胸を張る⇔背中を丸めるを繰り返しましょう。